日本の教育界の全体のことを私に尋ねられましても、申し上げる力がありませんが、共産主義と共産党というものは一応山本先生も区別してお考えだと思います。それで基本的人権、個人の自由と責任、これは民主主義の基礎であります。そういうものを否定するということは反民主的である。従って実際の政治のやり方でも、共産党もしくはファッショのような全体国家は、個人の自由、言論、思想の自由を束縛する、これは私も反対であります。日本の教育界の大勢がそうであるか、あるいはそういう傾向が顕著にあるかというと、私はそう思いません。個々の人はそれはあるかもしれません。それは教育界のみならず、国会議員の中にも共産党の方が出ておられるくらいですから、個々の人はあるかもしれ
