おつしやるように、人キロにおいて減少しております。一人当りの平均乘車キロが、相当減つておるわけであります。しかしそれでただちに遠距離客が減つたと結論づけられるかどうかと思うのでございますが、遠距離客は、国鉄の輸送人員の中で占める割合が少うございます。従つて妙な言い方でございますが、もちろん短距離客が総体的にはふえておるわけでございます。それは短距離客と申すよりも中距離と申しますか、あるいは短距離より少し長目の客と申しますか、百キロとか百五十キロというような旅客が、むしろ総体的に減少しておるのではないかというようなことで、長距離に参る旅客は必ずしも減つてはおらないというような傾向を示しております。
