これはなかなかむずかしい問題でございまして、旧全総、新全総、三全総と変わってきたわけですが、やはり部分部分の修正があっての今度の三全総の誕生を見たと思いますけれども、私は個人的には列島改造論というものに非常に批判的でございました。その残滓が一切なくなっているかというと、必ずしもそうは言えないと思います。しかし、いずれにしても六、七%の中成長ということを向こう何年間、つまり政府じゃなしに国民も考えているのかということになりますと、これは十年間続くことで、複利計算でいけば七%の成長で九年間、六%でいくと十一年間で日本の経済が倍になる。いまのようにそれほど質的な変革というものもないままの日本の産業構造が、そういう形で九年から十一年先に倍に
