この自立させるということですがね、農地管理事業団なども、目的の一つはこっちの方向にあるのだろうと思うのです。ところで、農家を自立させる、経営を安定させて自立させる、それについてはどうしても基礎的な条件として、まず農業の規模自体が問題になるわけです。次が労働力、次が生産品の価格ですね。価格等についてはまた後段で詳しくお伺いしたいと思いますが、要するにこの三つがはっきりしないと、自立計画もうやむやになってくる。いなかのほうを見ておりますと、実際に農地を手放していくのは、効率のいいところは手放さずに、交通の不便だとか、日当たりの悪い山のほうとか、面積も非常に小さい、いわば生産性の低い土地、あるいは不便で結局やりにくいところ、そういうところ
