金融の正常化ということが前々からいわれておりまして、政府もまた金融の正常化を金融政策で重要な方向として取り上げておるわけでございます。この金融正常化の内容は、もちろん日本の戦後の資本蓄積の不足から生じておるいろいろのゆがみ、特に非常に成長力が強いというようなこと、及び経済界が競争ということになりますと、必ずしも経済原則だけで動かないで、採算性というようなことを長期に考えて自然に調整していくというような機能がなかなかうまく働かないというような問題もございまして、経済全体の正常化と関連して金融もまたいろいろのゆがみを画していかなければいけない。そういう点で目標としていろいろな項目が掲げられておるわけであります。ただそれの運び方の問題につ
