ただいま今澄委員のお述べになられました石炭鉱業の安定と申しましようか、石炭のある数量の確保につきまして、政府の強力な管理、統制なくしてはできないというようなお考えについては、私どもは全然同感ではないのであります。やはり石炭も一つの民営の産業でございまして、業者の自主性によつて、民主的な経営によつで増躍することが好ましい。統制や政府の強力な支持によつてやつて行くということは、何らかの意図があれば格別でありますが、特に今日の段階におきましては、その必要を認めない。ことにこの法律の要求しております複雑な管理組織、あるいはまた煩瑣な手続は、石炭の増産、石炭の経営等につきまして、企業の自主性を非常に押えている。こういうような状態のもとでは、決
