あなたがそうおっしゃるから、そのとおりやってもらいたいと言う以外にはないのだけれども、実際にはなかなかそうもいかぬのじゃないですか、実際の扱いになると。最初の制度の出発のときに一万五千九百人というワクがきまると、あとこのワクの中へ拾い上げてもらうということは実際問題としてはなかなかむずかしいことになるのじゃないですか。
あなたがそうおっしゃるから、そのとおりやってもらいたいと言う以外にはないのだけれども、実際にはなかなかそうもいかぬのじゃないですか、実際の扱いになると。最初の制度の出発のときに一万五千九百人というワクがきまると、あとこのワクの中へ拾い上げてもらうということは実際問題としてはなかなかむずかしいことになるのじゃないですか。
残っているわけだ。公費になっていないわけだね。
一般の患者と同じことじゃないですか。
いや、家族でなくて、本人は。
どうもちょっとよくわからぬですが、この二十二万二千人の人について、国保の保険証でもってみてもらいますわね。そうすると、これはただでみてもらえるわけですか。いま局長の話では、やはり七割給付という町村が多いですわね、そうすると、あとの三割というものは、どうなんですか、これは国が公費でみるものですか、本人が自己負担ということなんですか。
国保です。
国保については全顧みる、健保については一部残る、それはまあどういうわけですか。
それでわかりましたが、その点もどうもちょっとおかしい、受け取りかねるのですがね。まあそういう事実は事実としてあるとして。 それは、なんですか、つまり、去年だったかやりましたね、改正を。われわれは改悪だといって大いに反対したわけですが、あれによるのですか、薬価一部負担というのは。
そうすると、原爆の場合は別として、一般的に健康保険と国民健康保険とを比べた場合、本人の場合ですよ、従来の常識からいうと、健保のほうは、全額十割、ただ、自己負担はなしでやってもらえる。ところが、国保のほうは、範囲が広い関係もあるから、それからまた、掛け金、保険料が安い関係もあるでしょう。とにかく七割しか給付をしてもらえぬ、あとの三割は自分が負担しなくちゃいけない、こうだったわけですね。ところが、この場合には、国保のほうは一切公費でやってもらえる。逆にいままで給付率の高かった健保のほうは自己負担をしなければならない。これもちょっとへんてこな話だと思うのですが、どうですか。
今後でなしに、こういう画期的なとおっしゃっているこういう法律をつくるときにそんなものは一挙に解決できぬのですか。金の関係ですか、どういうわけですか。
しつっこくは申しませんが、しかし、それにしても、あとの二十二万二千人の人は年二回ただでみてあげるというさっきのお話にただし書きがついてくるので、ただし何ぼか負担させるんだということになれば、別にあなた一般と変わらぬじゃないですか。特別被爆者という肩書きをもらっても、ちっともありがたいことはない。
だけれども、そんな健康なる若いなどというようなことはあとからつける形容詞であって、要するに、特別被爆者というこのワク内の人ですから、今回の法律の対象外の人で、しかも特別被爆者である二十二万二千人という人に対しては、金は本人へ渡らないまでも、少なくとも病気になった場合には全額公費でみてやるというたてまえで一貫をしなければ、ちょっとありがたみがない。羊頭を掲げて狗肉を売る話になってしまうんじゃないかと私は思うんですが、そこらの見解をぴしっと言ってください。
大臣の御答弁で了承しました。これ以上言いません。それを早くやってください。 それから一般被爆者の五万六千六百十五人というものに対しては、これは別に何もないわけですか。
それは特別被爆者だけ……。
そうしますと、いま大臣の御答弁になった問題点ですが、その点は特別被爆者も一般被爆者も変わりないわけですか、一部本人負担になるという点は。
そうすると、特別被爆者、一般被爆者を通じて、年二回診断を受けられると。診断を受けても、特別被爆者は全額公費、一般被爆者はやっぱり自己負担が国保なら三割を自己負担をしなければならない。それだったら、年二回診断を受けられるという効用はどこにあるのですか。何か特別なところへ行ってみてもらえるというだけですか。どうなんですか。
だけれども、一般被爆者には別に強制的に年二回診断するわけではないでしょう。社会保障の効用、社会保障で精神的な、それは気休めですわね、俗に言えば。一般被爆者と特別被爆者と区別をしておる理由はどこにあるのですか、また、区別したためにどういう効用があるのですかということを聞いているんです。
それは一般と特別だから、特別のほうが重くて一般のほうが軽いだろうとは思うけれども、ただ爆心地からの距離だけの区別ですね。そうすると、年二回の診断をするのだということですが、特別被爆者のほうはただ、一般被爆者のほうは自己負担、こうですね。そうすると、年二回の診断はしてやるんだと言われても、別に二回でなくても、どうせ自己負担だとすれば、五回でも十回でも、全然せぬでも、全部同じことになりますね。
まあそれで一応わかったような気がします。――それはそれであまり時間をとっては申しわけないですから、その点、 いまおっしゃったのは間違いないでしょうね、はっきりしておいてください。
念を入れてもう一ぺん……。