それから前段のほう。
それから前段のほう。
そうしますと、このいまの場合は、今回の改正ということが、これは昭和四十三年という時点がね、やっぱりこの改正の理由としてあるわけですわね。四十三年という時点が、歴史的に見て交通事犯等が非常に急激にこうふえておりますね。まあグラフを書けばこう山になっていることになるだろうと思う。この昭和二十二年というのは、そういう意味では別に特別な意味はないわけですね。ただ、長年改正さるべくしていろんな事情で延び延びになっていたのが、たまたまこの機会に、新時代にそぐわないようないろんなこの条文を削除したり何かする、大きな手直しをするたまたま機会が来たから、そのときに、いままで延び延びになっていたけれども、ついでにやっただけだと、この程度に解釈したらいい
それで、いま大体沿革的なことはわかりました。 そこで、交通事故が非常にふえておる……。
いまの亀田質問で私もちょっと気づいたんですが、昭和十六年のあの非常時のさ中ですね、そのときにあえて刑法典の改正が行なわれているわけですし、それから大正十年にも行なわれておりますね。いまの資料を後刻お出しになるときに、その十六年の改正された改正点、失火のことはいまおっしゃったわけですけれども、その他にどういう点があったのかということ、それから、大正十年の改正のときには、どういう事情で、どういう点が改正されたかということを、あわせてひとつ後刻お示し願いたいと思います。
そこで、さっきの本論に返りますが、とにかく交通事故が非常にふえた、特に悪質な事犯が非常にふえたということがもう最大の動機になり、また提案の理由にもなっているわけですが、そこで最近の交通事故、その中にはもちろん悪質であるかないかということも全部含まれておるわけですが、交通事故がやたらに発生しているわけですが、その交通事故の発生している中から、おのずから比率の一つの傾向といいますかね、この問逐条説明のときにも、たとえばという頭書きはおっしゃったわけですけれども、飲酒運転、それから無免許運転、それから無謀運転、こういうものを特にあげられて説明をされたわけですが、一般的に最近の交通事故の特徴的な問題点というのはどういうことがありますか。
こうした飲酒運転、無免許運転——無免許運転の中身は、俗に言う未熟運転ということも含まれている。それから無謀運転——スピード違反だとか信号無視だとかいうものもひっくるめて無謀運転。大体この三つが最近の交通事故の最も特徴的なものなんだと、それは今日ただいまの交通事故の実態からいっても依然として変わりはないということですね。そうすると、まあわれわれこの刑法改正の角度から交通事故の問題点を求める場合には、やはりこの三つが中心になりますか。
そして、その中でも圧倒的に多いのが飲酒運転ということですね。 申すまでもないことですが、この二百十一条に該当する事犯というのは、何も交通事犯だけではない、ずいぶんたくさんあるわけですが、この二百十一条に該当する事犯の中で交通事犯というものが一体どのくらいな割合を占めておるのか、それただ抽象的なことでなしに、何か統計数字をお示し願えますか。
いまのは何年の統計ですか。
四十二年について九九・三%ということですが、これは四十一年、四十年、三十九年と、その前の二、三年間ぐらいの同じような数字ありませんか。
今回の改正は、最初昭和四十年に出されたわけですがね、そのときの改正理由もやっぱりいまの改正理由と同じことになっている。したがって、そのときに、当然そういう資料を要求されたと思うのです。また、あなたのほうでも、その要求に基づいて、四十年から——まあその年の途中ですから、四十年の資料についてはおっしゃらなかったと思うけれども、三十九年あるいは三十八年あたりの何か数字というものはお示しになったんじゃないかと思うのですが、ありませんか、三十八年、三十九年、四十年。
そこまでおっしゃったんなら、ついでに正確なパーセンテージというものはいま出ませんか、これはあとで計算すれば出るんですが。
自動車によるものがいずれにしても若干ずつパーセンテージが上がってきておる推移がこれでわかるわけですが、自動車による事犯がふえたということはどういう事情によると御判断になっておるのですか。たとえば、それだけ飲酒運転がふえたんだとか、無免許運転がふえたんだとか、無謀運転がふえたんだということもあるいはあるかもしれないが、ただそういう現象面だけでなしに、やっぱりその根本としては、自動車そのものがうんとふえてきたとか、あるいは交通安全対策が自動車のふえていくのにとても追っつけないというような事情もあるのじゃないかということを思うので、そのパーセンテージがこう上がってきた背景になっておる事情というものは相当やはりいろいろなことがあるんじゃない
前段の一般的な原因としては、私もおっしゃるとおりだと思うのです。これはもうあれこれ言ってみても、もう車そのものの数が圧倒的にふえて、しかも、道路だとか、車そのものの構造なり整備状態なり、あるいは運転者の個人的ないろいろな事情というものがそれにとても追っついていかぬという、そこに無理が行なわれておる、その無理から交通事故が出てきている、そこまではわかる。しかしまた、それだけでなしに、別な要因として、悪質な——そういう事情にかかわらず、それとは別に、たちの悪いのがふえてきたんじゃないかという、その点なんですがね。おっしゃる悪質なのがふえてきたというのは、それはどういう事情でそうなってきたんでしょうか、どういうようにお考えになっているので
この資料の最後のところに、重大な事故の事例がたくさん載っておりますが、この重一大事故というものは、一般的な交通事犯というものが、さっきおっしゃったように、数字の上でも、パーセンテージの上でも、上向きになっていることはわかりましたが、その中でいわゆる重大事故というものがどういう傾向をたどっておるのか。それからまた、重大事故というものはそれぞれ一つ一つ特色もあるんでしょうけれども、それらに共通した最大公約数の一つの傾向というもの、あなた方専門家だからつかんでおられるんじゃないかと思いますがね。そういう重大事故の推移、それからまたそのいろいろな重大事故を通じてくみ取れる一つの傾向というようなものが知りたいと思うんです、ちょっとばく然とした
やっぱり、そうしますと、交通事故の問題、あるいはそれに対する対策を考える場合、これは酒をどうするかということがもうすべてひっかかってくるわけですね、いままでのお話から聞いておりましても。さっき、刑事法特別部会でやはり酒の問題一応結論が出て新聞に載ったという話題が出たわけですけれども、要するに、酒を飲まないでしらふで運転をしてくれれば、これはもううんとこの事犯は減る、交通事故は減る。したがって、二百十一条の改正にこう手こずる必要もないだろうと思うのですがね。それと、やはり酒、アルコールというものがここでもう圧倒的な重みを持っているのですね。これは一法務省の問題でなしに政府としての問題かもしれぬですけれども、何か酒をどうするかということ
それはひとつ皆に配ってください。
いま局長のおっしゃるとおり、全部じゃありませんけれども、これはもう、あげられたたくさんの事例を見ても、ほとんど飲酒運転ということが加わっておりますね。だから、最大中の最大公約数の一つは、飲酒——酒が原因になっていることは間違いないと断定してもいい。したがって問題は、やっぱりその結果起こしたもろもろの事件の責任を問うことももちろん必要ですけれども、しかしやっぱりどうもこれは追っかけごっこのような感じで、まず根本としては、飲酒運転ということさえ何とかとまれば、これはあなたのほうの手をほとんどわずらわさずに済むようなことになるのじゃないかという気がするわけです。そうなると、やっぱりいまのところ、道路交通法というものは警察の関係になるわけで
私は、総理府の調査室で一いずれまた総理府を呼んでそういう点を少し政策的な面からお尋ねしてみたいと思っておるのですが、やはりそこらをもう少し科学的に——科学的というか、合理的というか、系統立ててやはり究明して、そうして対策を考えるということでなければ、やはりほんとうの根本対策には私はならぬのじゃないかと思うのですね。何かこうしりの抜けたようなことを一生懸命みんなで追っかけ回しているような感じがするのです。それも、あまりに圧倒的に多いですからね。飲酒運転がきっかけになっている重大事故というのは、ほとんど九十何%と言ってもいいくらいな比率を全体で占めているのじゃないかと思うのです。そういう分析はまた後刻聞くとして、感じとしてはどうですか、
この改正案の審議中ならけっこうですけれども、やはりあなたのほうで、そう科学的なぴしっとしたものでなくてもいいと思うのですけれども、少なくともここにあげられている事例について大体のことがつかめれば、またそのときにひとつお知らせいただきたいと思います。それが出てくると、これはある程度飲酒運転による事故というものが——ある程度でなしに、相当程度やはり、政治の手いうか、行政の手いうか、何かそういうものによって防ぎ得るのではないか。そうそうたくさんの人がこういうことで人を殺傷して、そうして刑務所に行かなければならぬという事態は、相当これは緩和されるんじゃないか、防げるんじゃないかという気がするんですね。で、政府のほうで、交通安全国民会議ですか
まあ安全会議のことはまた総理府のほうへお尋ねしますが、そこで、大体最近の交通事故、交通事犯についての傾向というようなものが浮き彫りにされてきたような気がするのですが、交通事故といっても、自動車が圧倒的に多いわけですけれども、自動車ばかりじゃない。まあ自動車というても、オーナードライバーもありましょうし、それからタクシーもあろうし、あるいはトラックもあろうし、ダンプもあろうし、いろいろありますが、そういう自動車以外の交通機関ありますわね。そういう交通機関の種別、種類といいますかね、その種類別の交通事故、交通事犯発生の数字というようなものはあるんですか、どうなのか。たとえば鉄道は何件とか、あるいは電車は何件とかいうものがね、この資料の中