それが何ですか、地方で実際に行なわれておるんですか、そのとおり。
それが何ですか、地方で実際に行なわれておるんですか、そのとおり。
大学区、中学区、小学区、あるいはそれらの組み合わせ、いろんなことをそれぞれの都道府県の教育委員会でやっておられるようですから、これは一口に説明しにくいと思うんですが、この大学区をやっておるのが何県あるか、中学区をやっておるのが何県あるか、小学区をやっておるのが何県であるかということは、一番最近の数字はわかりますか。
やはりここ数年間の長期的、あるいは数年間でなくても十年ぐらいでもいいんですが、ですから何年間かの推移を検討してみると、大体、大学区がふえているんじゃないですか。学区制をやった最初は相当厳格に、むしろ小学区あるいは小学区に近い中学区というものが非常に多くて、あるいはほとんどだったかもしれぬ。それがだんだん大学区のほうへ移っていっている傾向があるんじゃないか。で、このままほうっておきますと、三十八年の通達は生きておるとおっしゃいますけれども、事実上その通達があるにかかわらず、大学区のほうへずっと移っているんじゃないかという気がするんですが、どのように見ておられますか。
まあことしの大学区は十一県ということですが、この十一県については、大学区にすればやはり大学区のいろいろなまた入試競争が激しくなるとか、受験競争が激しくなるとか、あるいは特に普通科の高校についていえることでしょうけれども、有名校へ集中して受験競争が激しくなったり、また学校格差が拡大するという、従来私どもの最もおそれてきた傾向が非常に助長されるんじゃないか、むしろ受験難というものを緩和していこうという時代の要請に逆行する実態になってくるんじゃないかというような問題があるんじゃないかと思うんですが、この大学区制をとっている十一県というものについては、それぞれ多少のローカルカラーというものはあるんでしょう、いろいろローカルな特殊性というもの
そうしますと、あなたのほうは中学区が一番よろしいという方針で中学区の指導をやってきておられるわけです。ところが、それとは別に大学区というものを十一——今後どうなるか知らぬけれども、十一県がやっておる。それはそれで意味のあることだから、それはそれでほっておくんだということでは、私はあなたの局長通達まで出されて、そうして依然としてそれは中学区がよろしいという方針をとってこられたこととちょっと矛盾するように思うのですけれども、局長のいまおっしゃる、それぞれの学校の特色を持たしていくというようなことも無視できぬとおっしゃる意味はよくわかります。だから、やはり私の言うこととさっき局長のおっしゃることとの妥協点として、結局、中学区制というものを
大臣にお伺いしますが、この春から東京都ではいわゆる学校群の制度をとったわけですが、この学校群の制度は、東京都という首都の入試制度としてとられただけに非常に全国的に注目をされ、またこれについての賛否の議論がいまだに絶えないのですが、文部大臣としては、この東京都のとった学校群という制度はどう評価されていますか。
文部大臣としては学校群の制度は高く評価をし、今後もこれを続けていくべきものだというようにお考えと受け取ってよろしいでございましょうか。
所管の局長であります斎藤さんはどういうふうに考えておられますか。
次に移りますが、時間がだいぶ経過しましたので。もう一つは、学区の問題、内申の尊重という問題と並んで教科目の問題がなかなかこれ大問題だと思うのですが、これにつきましては、先ほど斎藤局長もちょっと触れられたように、三十八年の八月二十三日の初中局長の通達の中に、学力検査は中学校の必修教科の全体にわたって出題することが望ましいという、つまり九科目ですね、ということを一たん出された。それが四十一年の七月十八日の斎藤局長の通達で事実上撤回された形になっていますね。で、今後は教育委員会の自主性にまかすということになっておるんですが、わずか三年の間にこういうように急変したのはどういうわけなんですか。それも私ちょっと当時の速記録を調べてみたのですが、
そうしますと、九教科という通達を変更されたということは、必ずしも九教科を続けることが適当でないと判断されたわけじゃないんですか。九教科でもかまわぬが、そういうことを、何教科ということを文部省のほうできめてかかるのが適当でない、だから九教科でもよろしい、少ないところ、それは全然地方の自主性にまかせる、こういうことなんですか。九教科は適当でない、もう少し減らせという意味は含まれておりませんか、この新しい通達に。
そこのところ、九教科、必修教科全部にわたって試験をするということになれば、中学校の教育の正常化、正常さが害されるということはなしに済むだろう、それから中学校の教育の正常化、正常さというものを中心に考えた結果が、必修科目全部を通じてやったがよろしい、こうなったと思うのです。ところが、それがいずれにしても九教科をやめろという意味じゃないとおっしゃっても、いままで九教科がよろしいとおっしゃったのを、とにかくそれをやめたのですから、だから、その反面の解釈としては九教科は多過ぎるのだ、こうなると思うのですが、事実上、そうなると三つなり五つなりとこうなった場合、英語とか、数学とか、国語とか、受験科目の学科はいいですが、受験科目からはずれた学科の
そうすると、これはもう率直にお尋ねしますが、前の三十八年の通達は適当でなかったということですね。全教科をやれという通達があったのは必ずしも適当でなかった、誤まって改むるにはばかることなかれということで新しい通達を出されたということですか。
便宜という話があったのですが、それはやっぱり試験をするほうからいえば、それは一つの、だれをパスさせるかという便宜かもしれぬ。しかし、やっぱりこれはさっきからしつこく言いますけれども、それは全教科にわたってやるか、それとも英語、数字、国語にわたってやるか、極端なことを言えば、英語なら英語だけをやるか、中学校の教育にとっては便宜の問題じゃないんじゃないかと思うのですね。やはりそれは三十八年の局長通達を出されたときの趣旨というものは、やはり私は間違ってないんじゃないかと思うのですよ。間違ってないと思うのですよ。やはりそれは試験科目にはまろうがはまるまいが、はずれようがはずれまいが、中学校では別にそんなことは差別なしに、すべての教科にわたっ
まあ局長のお考えは大体わかりますが、これはどうですか、いま局長のお話では、文部省のほうが何科目にしろとか、するなとかいうような指示をすることが適当でないから、ああいう通牒にかえたと、こうおっしゃるのですが、ところがその通牒が出た——過去のことばかり言いますが、通牒の出た一カ月ほどあとに、当時の有田文部大臣が大阪で記者会見をやられて、高校入試の科目数については、文部省として一定の基準を設けたいという発言をしておられるのですね。これは御記憶ですか、それはどういう関係になるんですか。
結局その学科が、課目が減った面は内申書の重視ということで補っていけるのじゃないか、それから両方抱き合わせばそう片寄ったことにはならぬ、正常な教育をそこなうことにはならぬじゃないかと、こういうお考えだと思うのです。そこで問題は内申書ですね。内申書を重視しろ重視しろということをずいぶん通達でもおっしゃられたけれども、いまもずいぶんおっしゃっておるのですが、この内申書の評価法というものが一体どれだけ信憑性を持っておるのかということですね。どれだけの客観性を持っておるのかということですね。その点はいかがですか。
よくわかりますし、それから内申書を重視するという趣旨はけっこうだと思う。ただ、いまも大臣がおっしゃるように、それに客観的にどれだけの評価の価値があるかということだろうと思うんです。それで、それについて追跡調査云々という話がありましたが、その追跡調査というものはやっぱり府県教委でやっておるのですか、どうですか、実際はどうなんですか。追跡調査は、内申書重視ということを言い出されてからだいぶ長いのですが、やらしておるのですか、どうなんですか。
もう結論を急ぎますが、そういうようにして、とにかく激烈なこの受験競争を少しでも緩和し、そうして中学校の教育を正常化していくという努力をされておるわけで、それは一そう積極的に努力していただかなければならぬと思います。そういう努力と並行していつも問題になる補習授業の廃止ということですね、これはどうですか。実態は、日教組あたりでも、これは断然やめるという決議まで再三行なわれておるような状態なんですが、事実上どうなっておるのですか、補習授業は。
積極的に補習授業をやめろということを指導しておられるわけじゃないのですか。
日教組が再三これを断然やめるという決議をされ、また、あなたのほうでもいろいろな機会にこれをやめさすという努力をされながら、先ほどの御答弁のように、まだまだ地方の実態で見れば、補習授業というものがそう簡単にやまってないということは、やっぱり端的に入試問題というものがなかなか解決がむずかしいということをあらわしておると思うのですよ。先ほどおっしゃったように内申書を重視していく、そうしてまた、内申書の客観性というものをさらに高めていくというようなことによって受験難を緩和していけるんだというお話ですけれども、それならば、それにそれだけの効果があるならば、やはりもう少し受験準備教育、補習教育というものがやまっていいように思うんですけれども、こ
これで終わりますが、将来の問題ですが、さしあたっては、来年の入試の問題ですね、これはもう昨年の七月に出されたあの局長通達というものをそのまま適用しておやりになるおつもりですか、これをもう変更するおつもりはないのですか。