それがまた努力次第で可能であるというように御判断になっておればけっこうです。 その次は、一番わが国に近い朝鮮半島ですが、朝鮮半島の情勢についていろいろのことが言われております。私どもはその実情をつまびらかにしないので、この朝鮮半島の情勢についてどういう判断をしておられるか、どういう見通しを持っておられるか。
それがまた努力次第で可能であるというように御判断になっておればけっこうです。 その次は、一番わが国に近い朝鮮半島ですが、朝鮮半島の情勢についていろいろのことが言われております。私どもはその実情をつまびらかにしないので、この朝鮮半島の情勢についてどういう判断をしておられるか、どういう見通しを持っておられるか。
小ぜり合いはあの三十八度線の両側でまま行なわれておるようでありますけれども、これを直ちに戦争への脅威と、こういうように見ておる向きもあるわけですが、また反面、そうではあっても、これは米ソあるいは米ソ中、この三大国のいわば力の緩衝地帯という点では、関係国それぞれ一致しておって、戦争への可能性ということになれば非常に少ない、こういう見方をしておる向きと両方あるのですが、せんだって発表されました沖繩基地問題研究会の報告には、そのあとのほうの見方、戦争への可能性、おそれは非常に小さい、こういう見方を断定的に書いておられるようです。われわれどう判断したらいいですか、どういう見通しを持ったらいいですか。
さらにベトナムのパリ会談が、なかなか一進一退、遅々として進まない。われわれ、もどかしい気持ちで見詰めておるわけですが、総理大臣としては、ベトナム和平の見通しをどのようにつけておられるか、参考に聞かしておいていただきたい。
ごく大づかみですけれども、日本を取り巻くアジアの国際情勢に対する総理としての御判断を聞いたわけですが、以上のような情勢判断に基づいて、これから日本がどういう対外政策、対外姿勢をとっていくのかということが、実は結論的に私の一番聞きたいことです。ことばをかえて言いますと、国際政治の中で軍事力の占める比重というものが漸次小さくなりつつある。特に平和憲法を持つ日本としては、軍事力の役割りというものをできるだけ小さくして、あるいは政治面、経済面、文化面、科学技術の面、そういう面でのアジアの平和と安定に対する寄与、貢献、積極的な働きというものに全力をあげていかなければならぬと思います。その日本のいま申されましたような情勢の中での今後の国際的な役
そこで本論に入りますが、第二の問題として、当面日本外交の最大の課題であります沖繩返還問題今日まで総理大臣は返還方式あるいは基地の態様等については白紙ということばを使ってこられました。しかしながら、同じ白紙ということばの内容も、だいぶ進んできた、固まってきた、煮詰まってきたというように私ども受け取っております。いわゆる核抜き本土並みということがもう既定の事実であるかのごとく報道され、また政府筋の発言としても聞こえてきているわけです。まあおそらくそのとおりじゃないかと私ども思っておるのですが、ひとつここらでずばりその煮詰まったところを国民の前に明らかにされたらいかがかと思うのですが、どうですか。
実は、私がこれからお尋ねしようと思ったことを総理大臣が先におっしゃったんですが、岸特使のワシントンでの発言——核抜き、自由使用という発言なんですが、これはきわめて重大な御発言だと思うのですが、岸特使は、総理大臣の特使として、公式の使節として行かれたと思うのですがね。その公式の総理大臣の特使が、相手方の首都において、これこそずばり核抜き、自由使用だという発言をされたということは、われわれどういうように受け取っていいんでしょうか。
これはそれほど軽く考えていいと思わぬのですがね。なるほど、核抜きということは、国民の世論としてこれはもうほぼ固まってきているし、総理大臣自身もそういう示唆を与えてきておられるわけです。本土並みということも同じように国民の世論であり、また総理大臣自身もそういう示唆を与えてきておられることは、もう抜きがたい事実だと思うのです。そこへ自由使用ということは、これはもう全くこれとは相反する新しいものだ。しかも、これについては議論はふんぷんとして、とてもこれが国民の世論なんかというようなことは、これはとんでもないことだ、国民の世論にむしろ反することだと思うのですね。一番われわれのおそれている一つの抜け道のような形なんです、自由使用は。これを個人
示唆したのではないですか。
こういう日本の国益にかかわる問題ですから、私はこの点ばかりを追及することは避けますけれども、ただ、もう再々一番緊密な連絡をとり接触をしておられる岸さんにして、なおかつ、ワシントンへ行って総理大臣と全然違う御発言ができるということは、これはもうどうひいき目に見ても、やっぱり総理大臣の腹があるいはこうじゃないかと、そこをあうんの呼吸でのみ込んで行って向こうで発言をされ、そしてアドバルーンを上げられたのじゃないか。これは常識としての見方だと思うのですがね。もしこれがそうでないというのなら、なおさらのこと、ただそれは意外だということでは済まぬと思うので、そうであればなおさらのこと、総理大臣としての、最初申しましたように、白紙だ白紙だと言わな
否定しなさる。
岸発言にばかりとらわれておっては時間がたってかなわぬのですが、しかし、これは考えれば考えるほど重大なんです。ほんとうに重大ですよ。これは私の考えと違うという程度で済ますわけにはいかぬのじゃないですか。はっきり、これは間違いなら間違いと——核抜き、自由使用ということはそれとも万が一にもあり得るのですか、あり得ないなら、あり得ないともう一ぺんはっきり見解を述べてください。
変えなきゃできぬ。
これは順序としてはもう少しあとでお尋ねしようと思っておったんですけれども、自由使用という問題が出ましたので、この際聞いておきたいと思います。沖繩の基地を自由使用ということになりますと、これは安保条約を何らかの形でやっぱり改定しなきゃならぬ。特別な取りきめをしなければ、いまのままではだめです。いままで政府側が言ってこられたこととは、この点も全然食い違っておるんですがね。かりに自由使用ということを考えるとすれば、これは安保を変えなければならぬ、何らかの形で改定しなきゃならぬということとになると思いますが、その点はいかがですか。ちょっと確かめておきます。
だから、それは何らかの形で現行の安保条約の改定ということになりますかということです。
別な角度から沖繩返還交渉の問題をお尋ねしたいと思います。 まず今後の交渉のスケジュールですが、これは今日まで何回かこの席でも質問が出たわけです。大体のスケジュールというものは、日程というものはわれわれも承知しておるのですが、ただ、総理大臣とそれから外務大臣のおっしゃったことが多少やはり食い違いがあるのです。といいますのは、外務大臣は、六月に訪米をされてロジャーズ会談をやると、それが本格的な交渉の皮切りだと、それまでに——外務大臣が出発されるまでに政府の基本方針をきめて、それを持って六月に訪米をする。そして下交渉をやって、十一月総理大臣が行かれる土俵づくりをすると、こういうことをおっしゃる。ところが、総理大臣がこの問十七日の本会議
交渉事ですから、だから、ますではかったようにいかぬということはよくわかります。ただしかし、これだけ全国民の注目しておる問題ですから、ただ腹芸でやるということは、さっき総理大臣がおっしゃったように、それはできることじゃない。まあ、これで外務大臣が行かれる場合、国民に対していよいよ日本の政府がどういう方針で下交渉にかかるのだということは、これは国民の前に明らかにされてしかるべきだろうと思うのですが、それはいかがですか、外務大臣。 それから同時に、最終的には、総理大臣がいかなる場合にどういう方針でやるのだという、日本側としてはどういう主張をするのだということは、どういう形で国民の前に明らかにされるわけですか。何か前には野党の党首と会談
それからもう一つは、これもことばの微妙なあやなんですけれども、最初は秋に総理大臣がアメリカに行かれる、秋と、こうおっしゃっておった。ところがその後十一月と、こうなってきた。それからさらに十一月ごろと、こうなってきた。さらに十一月下旬と、こうなってきた。最近はもうもっぱら十一月以降。こういうように、これは微妙ですよ、ことばづかいは。最近はもっぱら十一月以降ですね。以降といったら、何年先も以降に入るのですからね。以降と、こうなってきているのですが、これは何か相手方の情勢その他で意味のある変化なんですか。外務大臣のおっしゃったところでは、六月の外務大臣の訪米と十一月の総理大臣の訪米はワンセットで申し込んだ、こうおっしゃっている。だから、そ
そう大幅に動くことはないというように理解しておきます。それでよろしゅうございますか、年をこえるというようなことはないと。
私これ前にも聞いたことがあるんですが、これだけ重大な日米間の問題を控えているときに、駐日大使がいまだにきまらぬということはどうも私は理解できない。継続協議がどの程度行なわているかということについてもどうもよくわからぬ。それから第三には、近くバンコクで東南アジア開発閣僚会議がある。そこでどういう話が行なわれるのか聞いておきたいのですが、さらに四月には日米最高事務レベル会議というのが予定されておりますね。これはブラウン大使だとか、ナッター国防次官補だとかというような人が見えて、外務省、防衛庁の最高首脳部と会談をされる。それからグリーン国務次官補がまた見えるのですね。それからさらに日本側から、愛知外務大臣の訪米のさらにそのまた下準備という
総理大臣がせんだって三月二十日、日本商工会議所の総会に御出席になっての御発言ですが、沖繩返還の時期に触れて、少なくとも三年以上かかるということをおっしゃったようでございますが、従来一九七二年じゅう、といいますと二年ですね、七二年じゅうぐらいには返還されるのではないか、沖繩基地研の報告書なんかにもそういうように書いてある、そういう感じを与えておったと思うんです。それを、少なくとも三年以上かかる、そう簡単にいかぬのだ、三年以上かかるんだと、こういうようにおっしゃったようですが、これは何か事情があってそういう御発言になったのですか。