東京税関で映画フィルム関係で検査をいたしました件数を申し上げますると、三十五年でありますが、長編の劇映画が六百七十七本、短編の劇映画が三百四十一本、ニュースが二千百二十本、テレビ関係が三百六十五本、その他二百三十三本、合計三千七百三十六本が一応検査の対象となっております。そのうち三十五年で輸入映画等、審議会にかかりましたものの本数でありますが、三十五年におきましては、八本が一応輸入映画等審議会に諮問されたものであります。
東京税関で映画フィルム関係で検査をいたしました件数を申し上げますると、三十五年でありますが、長編の劇映画が六百七十七本、短編の劇映画が三百四十一本、ニュースが二千百二十本、テレビ関係が三百六十五本、その他二百三十三本、合計三千七百三十六本が一応検査の対象となっております。そのうち三十五年で輸入映画等、審議会にかかりましたものの本数でありますが、三十五年におきましては、八本が一応輸入映画等審議会に諮問されたものであります。
ただいま申し上げました輸入映画等審議会に諮りましたものの中で一部を積み戻しましたものが二件であります。一部の積み戻しです。それから全部を積み戻しましたものが二件であります。それから、一応検査の対象として審議会に諮りましたが、パスして輸入を許可いたしましたものが二件であります。それから現在留保中のものが一件ございます。それからいま一件が一部を削除いたしたものであります。
いわゆるカットと申しますのは、ただいま申し上げた中では一件該当があるだけでございます。一部積み戻しと申しますのは、これは非常に問題が厄介なんでありますが、同じような場面を撮影したものを二本持って参りまして、こちらはどうか、こちらはどうかといったような形ではかって参るわけであります。その場合に、こちらはオーケー、これはちょっと工合が悪いというような意見を出しますると、そのいけないと言われた方は積み戻しておる、そういった意味の積み戻しであります。
主としてやっております東京税関の場合で申し上げますと、東京税関の監視部に図書調査課というのがございます。課長以下職員がたしか八名であったと思いますが、もっぱらこの方面の仕事に従事しておるわけでございます。これが税関の検査の機構でありまするが、それから輸人映画等審議会、今任意に設けておりますこの審議会は、委員長以下八名の委員の方を委嘱申し上げておるわけであります。施設と申しましても特別の施設はございませんで、税関の何と申しますか、保税の扱いをいたしております試写場で試写を行なうということでやっております。
試写室と申し上げましたが、実は税関が特別に国有のものとして現在試写室を持ってはおりません。実際やります場合には商業映画が主でありますが、商業映画の場合には、輸入業者が国内の配給業者に販売するために試写をやるわけであります。一応商業目的の試写でありますが、その際に便宜保税の扱いで税関が検査をしておる、こういう形でございます。
ビデオテープとおっしゃる意味はテレビ・ニュースの意味ですか。
これは時間的に非常に迅速に処理しなければならぬ問題がありますのと、ニュースの性質から、それほど内容を厳密に見るということも必要性が薄いわけなんです。従いまして、時間の迅速性をたっとぶという意味におきまして、できるだけその内容の書面審査ということで済ましておりまして、もし問題があるような場合には、それを試写するという形で現実には処理いたしております。
三千何本と申し上げましたが、その中には先ほど申し上げましたようなテレビ・ニュースといったものもあるわけであります。そういうものを除きまして、劇映画関係は全部試写をいたしております。
逃げておるとおっしゃいます意味がちょっとあれなんでありますが、フィルムそのものが貨物として全然税関の目にとまらないで密輸入されたといったようなものは、税関として私どもの手落ちで大へん遺憾なのでありますが、それを除きましてはそういう事例はないと確信いたしております。
主として問題になりますのは、わいせつ関係の図画と申しますか、写真、そういったたぐいのものであります。一般の書籍ではほとんどこういうことで問題にされたものはございません。もっぱら写真と申しますか、図画の関係のもの、それも主としてわいせつ関係のものであります。こういうものが若干問題にされ、また没収になったものがあります。
一応二十一条の該当物件でありますので、検査はいたしておるわけなのであります。ただ現在問題になったという事例はほとんど承知しておりません。 それから、写真の関係では比較的問題があるものですから、この関係は現実にかなり何と申しますか、厳重なと申しますか、念入りな検査をしておるということであります。
一応保税のところに入れまして、そこでプリントいたしまして、それを試写しておるわけであります。
業者がプリントしますその工場を保税倉庫にしまして、それでやっております。
税関が検査をいたしまして、この部分は二十一条の一項三号違反であるという一応の判断をいたしますると、輸入業者にその旨を通知するわけであります。輸入業者の方で自発的に積み戻すなり、あるいは自分の方で切るという措置をとられた場合は、それで済んでおるわけであります。もし、輸入業者の方で、いや自分の方としては税関の判断に不服であるという意味で、自発的にそういう措置はとらぬと言われました場合には、事実上任意に設けております今の輸入映画等審議会に諮りまして、税関の意見はこうでありますが、輸入業者は不服がありますという意味で、御審査願っておるわけでございます。その結果、やはりこの部分は削除すべきであるということになりますと、最初その旨を輸入業者に知
テレビ・ニュースの場合でありますが、先ほど申し上げましたように非常に迅速を要するという貨物の性質を十分尊重いたしまして、できるだけ内容を掲げてあります書面による審査で済ましておるというのが実情でございます。そういう意味で、直接引き取るのに時間がかかって御迷惑をかけたという事例は私まだ聞いておりません。
ニュース映画関係の一部を削除するといったような問題は現実に起こっておりません。ただ私どもの承知いたしております限りでは、こういう御要望があったわけであります。航空機で夜中に入って参ります関係で、それの現場での監視官と申しますか、羽田でその内容について若干上司の判断を仰ぎたいというようなことで、時間が少し延びそうになる。それで、そういうことは困る、現場限りでああいう場合にも迅速に処理してほしいという意味の要望は伺ったことはあります。そういう点につきましては、今後は現場限りで、責任者を置きまして、できるだけそういうものが処理できるようにはかりたい、かような趣旨で現場の方にもそういうことを申し伝えてあるわけです。
私どもの方で削除という事例はまだ私聞いておりません。ただ御指摘のキューバの動乱関係のものでありますが、これは一ぺん通関をいたしまして、輸入許可いたしましたあとで、いろいろ逆に税関の方に投書も参って、ああいう残酷な場面のものについて税関の検査が少しおかしいのじゃないかと逆に言ってきたわけであります。従いまして、今後のこともありますので、その旨を自後において注意的にそちらの方に申し上げて、その後その上映を一部だけやめられたというふうに聞いておるわけであります。
まずニュース映画の関係で審議会にかかったかというお話でございますが、これはまだ前例がございません。それから、現在の、審議会の委員の方々には、特にニュース映画関係として委員を委嘱しておることはございません。
先ほど申し上げましたように、現在は会長以下八名の委員の方々を委嘱申し上げておるわけでありますが、今回法律で十五名以内ということで、私どももできるだけ適当な方を、委員としてお願いいたしたいと思っております。現存の委員の方々も従来ともに非常に御尽力いただいたわけであります。私どもとしましても、また新しい角度からできるだけ公正な判断が出ますように、そういう意味で人選につきまして工夫を重ねたい、また委員の方が御就任いただけなければ無理でありますが、できるだけそういう面からお願いしたいと思っております。
映画に直接関係のある方ばかりでありますと、必ずしも法の目的とする運営が正しく行なわれるかという点に問題があろうかと思いますので、第三者的なと申しますか、そういった公正な意見を出していただけるような、俗な言葉で申し上げますれば、世間がその結果について一応だれでも最大公約数として納得ができるといったような判断を下していただけるような方々を中心にしたい。もちろんたとえば映倫の方でありますとか、そういう関係の非常に密接なつながりのあることに携わっておる方々からも委員を委嘱したいと考えております。