検察、法務の立場といたしましては、国会がいわゆる灰色の基準、すなわち道義的、政治的責任ありと認定されないうちは、人名等発表するわけにはとうていまいりません。
検察、法務の立場といたしましては、国会がいわゆる灰色の基準、すなわち道義的、政治的責任ありと認定されないうちは、人名等発表するわけにはとうていまいりません。
中間報告にもはっきり申し上げておるとおり、職務とは関係がない、そう言うておるのでありますから、賄賂性はありませんですな。
法務委員会であなたの御質問に対しまして、外部に出すべからざる、また出るべからざる身分帳のごときものが、いかに裁判官の身分があって、公務上の必要でという要求がありましても、これを軽々に見せたり、写真に写させたり、そういう法務省職員の出ましたことはまことに国民に対し相済まぬ次第であると私はいまでも思っております。
総理に対する御質問ですけれども、便宜私からお答えいたします。 先ほども申し上げましたとおり、それが政治的道義的責任ありや否やということにつきましては、国会がその基準をお決めになって、先ほどの委員長のように、これこれこういう範疇のものについては政治的道義的責任ありと認めます、そうして皆さんに御異論がなかった、そういうものにつきましては御協力を申し上げるつもりです。
その秘密会において先ほどのような基準が、これは道義的、政治的責任があると認めますと委員長の提案でもあって、皆さんがそのとおり、こういう場合に限りますな。それは基準をお示しになったことと受け取りますから、申し上げられる。
私の記憶では八月の上旬、いまで考えると総理が六日に広島へ行きましたね、その前だと思いますね。あるいは、広島から帰って今度長崎へ行かれましたね、原爆の大会に。その間、その辺のところ、時期は。
閣議終了後か何かそういう場面でございますね。
妙な電話がきのう来たと、きのうか、妙な電話が来てねと、検事総長だって言うんだよと、そんなばかなことあるはずはないですなと、それは筋違い、検事総長があなたに直接電話するわけはない、こう言ったんです。そうしたら内容を説明しませんでしたね、内容を。私がそういうふうに言っちゃったもんだから内容を説明しませんでしたね。内容聞けばよかったと、いまにして思うとそう思うんですが。内容を聞かないで、そうして私はそんな筋違いなことあるわけがないんだからそんなものあまり気になさらぬ方がいいでしょう。わしのところにもたくさんかかってきますよ。こういうことを言った覚えがあるんです。それはそれでそのままになっちゃった。
これはしかし、そういうことも少しは気になりましたから、少しは私も気がかりだったから刑事局長に、検事総長気を悪くするかもしらぬけれども、そんなこと総理が言っていたよと言うて、刑事局長にはそういうことを言いましたな。刑事局長からきっと検事総長には言うてあると思いますよ、報告は。
まことにくだらぬのやらひやかしみたいのやらね、それから多少気にかかるのもあるんです。それは法律、専門的な知識があるとは思わぬけれども、田中逮捕は別件じゃないかとか、そんなような電話はしばしばあのころありましたようですな。
さっきもお答えしたように、私はその内容については一言も説明受けてないんです。だから例によって、ああいろんなやつの電話——しかし検事総長がかけるなんてそんなばかなことはないから、それはにせに決まっているんだと、向こうもにせだと思ったと、こう言うんだ。そうすりゃそれ以上歯牙にかけることはないと、こういう感覚でしたな。内容聞けば、それはそんなことはおかしなことだなと、こう思いますよ。内容聞かないんだから、また向こうが内容も説明しないんだから、わたしにぴしゃっと——ぴしゃっとと言うのは悪いかな。わしがそんなの一々気にしていたらたまったものじゃないというふうに言うたものですから、まあ一時間もあんな——まあ電話好きだか知らぬけれども、そんな内容
解せないことはないんじゃないですか。そんなことはばかばかしくて聞いちゃいられないです、そんなことはね。うそに決まってるんだから、うそに決まってるんですから歯牙にかけなさんなと、その当時はそう思った。しかし、読売新聞に出ているような内容であれば、それは重大ですな。したがって、いまにして思えばもう少し薄氷を踏むがごとくやっておけばよかったけれども、そこまではわしは脳が足らぬで考えが及ばなかった。これが正直なところです。
そんなことはあるはずはありませんよと言ったら、おれもわかったと、こう言うのだ。そうして一時間なんてことば言わないんだもの、そのときは。一時間も話したなんて言わないんだもの。内容はもちろん言わないんだもの。そうすれば、わしとしては、常識上、たくさんかかってくるんだから電話が、わしらのところへもね。もっとも検事総長はわしのとこへ電話などよこすわけはないんだ、声を知っているから。検事総長の名をかたってわしのところに電話なんか来るわけない。すぐばれるから。そういうやつは、にせのやつは。知らない総理大臣にかけたというところにも、いま考えてみると悪質な、内容を見て悪質なものだなと思うだけの話で、そのときは全く歯牙にかけない、かけるわけがないじゃ
「うん」と言うところありましたな、あなたのおっしゃるとおり。
その「うん」が真相なのか、「ウーン」が真相なのか、その辺のところはこれから調査します、よくね。 それから、その後に大事なことがありますな、その後に大事なことがあって、それに対しては、政治介入は一切しないんだからお任せしますよと、言い切っている点はりっぱだと思います、私。
途中いろいろこの変なところがあって、そうして総理も軽率な点がありましたと言うておられますな。しかし、最後のところが、結論が大事ですから、この、それじゃあ中曽根不逮捕、田中起訴ということで、というのだから、えらい電話だな、この内容は。
それに対して、「首相私は何も政治的に関与することでありませんから、最終的にはあなたの判断にお任せします。」と、こう言っているんですから、これは政治関与はしないと、指揮権発動はしないという一貫した態度の、ぴしゃっと最後に結論を言い渡してある点は、ある点は、姿勢として間違っていない、貫いたなと、わたしも安心しているわけです。このとおりだと、この記事をそのとおりであるとしてですよ。これも調べなければならぬけれどもね、そう思っています。
いまにして思えば実に重大なことでございますからね、この真相は究明しなければいかぬ。こんなことで、にせ電話などで政治の中枢がぐらぐらされてたまったものじゃないですから、これはもう徹底的に究明しなければいかぬと思っております。
前の総理・総裁、幹事長というような人が刑事責任ありとして検察庁はこれを起訴した。公訴提起をした。また政務次官。その三人を。そういうことに対して、法務大臣も総理大臣も一切政治介入をしないという約束を守った、これはね。しかし、党の総裁としては、たびたびここで、責任がある、まことに国民に相済まぬ次第であると、自民党としては。自民党全体が大いに責任を感ずべき問題であるということは、副総理も総理もしょっちゅう言っておられることです。私は一法務大臣ですから、党を代表してそんなことを言うべき立場にはありませんけれどもね。ただ、とにかく政治介入はしないでそういうことになった。その後の中間報告にいろいろなことを私申し上げて、人数等も申し上げましたが、
そういう意味で、自民党に対し国民が種々非難、攻撃されることについてはごもっともであると、こう思いますよ。