一つは、これから五十八年以後は一〇%ぐらい伸ばしていかなければならぬとか、いろいろ議論があるし、そうなれば一%を超えるではないかという議論があることも事務的、技術的にはわかります。しかし、同時に、GNPもいまのように落ち込んだままであったら、日本の経済、特に財政は破産しますよ、破綻しますよ。だから私は、世界の経済の動きもある意味で少し好転し始めた、アメリカでも三・六%指数が伸びたとえらい喜んでいるようですけれども、日本の国内もいろいろとまた様子が変わってくる。したがって、一%は絶対守るという政治決断を出して、後は内部の合理的な再検討を十分やるということも必要でしょうし、もう一つは、GNPそのものを伸ばすという努力も必要だと思うのです
