そういたしますと、現在問題になつておりますこれの契約は、先ほど言われたように、一応軍が命じて山九運輸に朝鮮事変後やらした。それはあとから契約した。それは資格者であるとあなたは断定されてかかつたのですか。
そういたしますと、現在問題になつておりますこれの契約は、先ほど言われたように、一応軍が命じて山九運輸に朝鮮事変後やらした。それはあとから契約した。それは資格者であるとあなたは断定されてかかつたのですか。
そういたしますと、この資格者であると断定されている。従つてそれにはそれ相当の調査をされている。そういたしますと、先ほどからの各委員の質問にあなたが答えられている答えとは、ちよつと違つて来るんですがね。というのは、あなたは調査はあまり私技術者でないからわからぬとか何とか言つて、たとえばこれは国有財産のやつを無償で借りて、そうしてそれで仕事をして、それでまたあなたの方から金をもらつているというようなことについて、それは無償で借りているかどうか知らなかつたと言つておられるのですが、それは知つておられたんですね。
それは調査する問題じやないんです。あなたが調査済みだから、軍が契約者にどんどん仕事をやらせた。やらしたけれども、あなたは今私のお尋ねに対しては、軍がどんどん先に立つて仕事をやつて、そのあとから私に契約せいと言つた。ところがその契約の相手は、私の方は前々から調査して、有資格者であつて、それでいいと思うたから契約したんだ、こう言われたんでしよう。それはあなた考える必要はないでしよう。
それでは三十七トンか五トンのやつを、約五十トンで契約されたということを知つてされたのですか。
その支払いを、たとえば五十トンのクレーンを使うということで、それの能力に応じて契約された。そして五十トンぶりを払つておられたが、事実は三十七トンしかなかつたとあとでわかつたと言われますけれども、あとでわかるというようなことで、さつき私にお答えになりましたように、軍がかつてに仕事をやらしても、それはあらかじめ前々から調査して有資格者と断定したから契約したと言つておられる。少くとも有資格者であつて、契約してもさしつかえないものだとあなたは信じておられる。進駐軍がどんどんかつてにやつても、そういうふうに信じておられるのでしよう。その調査は、たとえば有資格者だと国が断定するような優秀な信用あるものであつたなら、おそらく五十トンで約束したもの
それではどれだけ仕事をしたということは、どうしてわかるんですか。たとえばこれはもう済んでしまつたことなんですが、済んでしまつたことを、それだけやつたということがわかりますか。どういう形でわかりますか。
そのときに三十七トンか五十トンかわからなかつたのですか。
それだからぼくが言つているように、仕事が済んでいるから、言うて来たときにあなたは金を払えと言つたという……。
この問題ですよ。五十トンの契約で払つたのでしよう。それをあなたは済んでしまつたから払つたと言つたのでしよう。あなたは今仕事が済んでしまつたから、三十七トンであつたが、契約したから五十トンでやつたと思うて金を払つたんでしよう。ところが事実は三十七トンであつた。そのときはわからなかつたとあなたは言つておる。払うときはわからなくて金を払つておるのだから、結局わからぬで払つたのでしよう。わかつて払つたのですか、わからぬで払つたのですか。
金を払つたときわかつておつたら、なぜ五十トンの金を払つたのです。
あなたの主張は、三十七トンであつても五十トンであつても、そんなものは関係ない、同じだ、こういう考え方ですか。
もう長々と質問をするのはいやになつたからやめますが、もう一つかわつたことを聞きたい。あなたは二十四年の七月一日に調達局契約部長に就任をされたわけでありますが、その前はどこで何をやつておられましたか。
その前は。
そこでは何をやつておられたのですか。
それでは、たとえば先ほどから申しましたように、進駐軍がどんどん仕事をやらして、あとで契約して金を払えというようなことが京都においてもありましたか、なかつたですか。
それでは特別調達庁では、全部そうとは言いませんが、たびたびこういうようなことがやられているということは事実ですね。
そうすると、あなたの考えからひとつ伺うのですが、先ほど言つたように、仕事をどんどんやらしてしまい、あるいは特定の人間から物をどんどん買つてしまつて、そうして大体これだけ払えというようなことであなたが契約されて、あなたの契約に基いてどんどん金が支出されているということになりますと、実際から考えると、もう特別調達庁の会計というのは、ほんとうにこれは驚くべきというよりも、むしろわれわれ日本人として実に涙のこぼれるほど情ないことですが、これはあなたの権限から考えると間違いではないですか。先ほどいわゆる契約部長というものは、向うから命ぜられたものを自分たちが調査して、その結果契約して行く、これがあなたの與えられた権限でしよう。全然かつてに人が
それはわかつておるのです。あなたはそう言われますけれども、そういうことがずさんであつて、でたらめであるということは、先ほどの議事録を調べたらわかります。それははつきり出ている。それはあなたの権限外なんです。あなたは私の質問に対して、少くとも契約部長として向うから命ぜられて、命ぜられたらそれは有資格者であるかどうかを前から調査しておくし、また契約しても、相手が仕事を忠実にやるということを調査した上であなたは契約をする権限がある、こう言つておるのだが、しかしその調査もでき得ない者に契約せよと言われることは、あなたの権限外です。調査して初めてあなたは契約する権限があるけれども、人がやつたのをあとから追いかけて契約するという権限は與えられて
この問題でも何でも、この問題以外のときでも、かつてに使つてしまつて、あとから契約せよと言つて来る場合があるのですから、権限外のことをあなたがやられたということは越権なんです。そんなことは命ぜられていない。本庁に対して、こういうことを言つて来るのだが、私の権限外だから、本庁の方で処理してくれということを言うたことがありますか。
それではあなたに聞きますが、京都、あるいは現在の地位になつたときに、本庁へそういう稟申をしたことは何回くらいありましたか。