私は共産党を代表いたしまして、本法案に反対するものであります。 その理由を二、三申し上げたいと思うのでありますが、まず第一に繭糸価格安定法案と銘打たれた以上は、少くともその法律の精神がほんとうに繭糸価格を安定するという前提と内容を具備しなければならないと私は思うのでございます。しかしながら遺憾ながらその点がはつきりしていない。というのは先般来の政府に対するいろいろの質疑、あるいはまた参考人等の意見を聞きましたならば、まず第一にわれわれは、第五国会等において決議された意見においてこれが生れたと言われておりますけれども、しかし今日に至つて生れたこの法案の内容というものが、それとはおおよそ本質を異にしている提案の趣旨がはつきりくみとれ
