基準から見て、なぜ規制庁の検査官が系統分離が必要なケーブルを全て確認しないんですか。
基準から見て、なぜ規制庁の検査官が系統分離が必要なケーブルを全て確認しないんですか。
安全上の重要度というのは、どこか基準に書いてありますか。
おかしいと思うんですね。 火災防護に係る審査基準というのは、系統分離は全てやっていなければならないというものであります。どこにその重要度に応じてというか、重要度を踏まえてということがあるのか、あるいは、発火源周辺に可燃物を置かなければいいなどと定めているんですか。
ですから、その技術基準を満たしていればということでいうと、全てにわたってちゃんとなっているかどうか、系統分離がなっているかどうかというのが基準ということになっているわけですから、電力会社が使用する系統分離がなされていない火災防護対象ケーブルの、発火源周辺は可燃物を置かないとかという運用というのは、一体、火災防護審査基準と同等か、あるいはそれを上回る安全性が確保されているなどとそれで証明されているのか。証明されていないと思うんですよ。 基準どおり系統分離がされていなければ、最悪の場合、炉心溶融に結びつく、これは経済産業委員会でもいろいろやり取りをして、山中委員長もそういうことになるということを認められましたが。 この伊方三号機
今、くしくも言われたんですが、検査に対する資源配分を配慮してということになると、検査する人員についても、あるいはその人員に伴う能力についても限界があるから、それを配慮して抜取りをしてやるということになったら、本当に規制委員会としての仕事は果たせるのかということになりますよね。だって、あの福島の東京電力第一原発の事故があったわけですから、だからこそ、その中で規制委員会ができて、そして厳格な規制基準を設けられて、それにのっとってやる。だから、政府は原発を進めていいんだみたいな話をやっているわけですけれども、その前提自体が問われてくると思うんです。 二〇一五年三月十一日に、規制委員会は、「実用発電用原子炉施設に係る工事計画認可後の使用
かなり厳しいことを言っているわけですね。つまり、停止を命ずることができるということですが、使用の停止等を求めることができる。そして、その前提が、技術基準に違反することが判明した場合ということですが、その技術基準に違反することが判明するということは、つまり、この問題でいえば、全ての系統分離についてちゃんと確認しなかったら、それは本当にあるかもしれない問題が見逃されているということになって、それが本当にあった場合に、本当は運転停止を求めるというくらいの規定になっているのに、それがなされないことになります。 この法第四十三条の三の二十三第一項の法というのは原子炉等規制法のことでありますが、規制委員会として、使用前検査合格後に技術基準に
同等水準以上の措置を取っていれば大変なことが起こる可能性は極めて小さいということになっていくと、じゃ、何のために基準を作っているのかとなります、同等水準以上とかという話になったら。 基準に対して厳格にやるのが規制委員会の仕事だと思うんですよ。それを、同等水準やっていれば大変なことになる可能性は極めて小さいと。でも、可能性はあるわけですよね。こんなことをやっていたら、本当に規制委員会の仕事、役割は果たせないと思います。 五月十二日の経済産業委員会の質問では、西日本の原発についてただしたわけでありますが、東日本には、まだ再稼働はしていないけれども、設工認、つまり、設計及び工事計画の認可を受けたBWRの原発があります。日本原電の東
未確認ということで、どうなっているか分からないというふうなことだと思うんですよ。 火災防護という目的や機能から見て、BWRについても急ぎ事業者に調査、報告させるか、あるいは規制委員会が検査して確認すべきだ、原子力規制委員会は、規制基準に厳格にのっとって、そして、規制基準への適合が判断できなければ直ちに原子炉の停止を命ずるべきだ、これが本当に事故の教訓だ、このことを強く求めて、私の質問を終わります。
日本共産党の笠井亮です。 高速実証炉開発事業について質問いたします。 西村大臣、経済産業省は、GX移行債を財源として、エネルギー対策特別会計、エネルギー特会の電源利用対策費の中に脱炭素成長型経済構造移行推進対策費というのを設けて、今年度予算に委託費として約百二十三億四千万円を計上しております。うち、七十五億七千万円を高速炉実証炉開発事業費に充てていますが、この事業の目的、端的に何でしょうか。
大臣、この高速炉開発というのは、実験炉、それから原型炉、そして実証炉、商用炉、いわゆる実用炉という四段階の開発段階を経て進める長期プロジェクトの計画だとされてきました。実験炉で技術の基礎を確認し、原型炉で発電技術を確立する、必要に応じて経済性を見通す実証炉の段階を経て、商用炉として進む、こういう流れということであります。 実証炉の前段階の原型炉「もんじゅ」というのは、二〇一六年の十二月二十一日に正式に廃止、一般に言う廃炉とすることが決まったわけですが、なぜ廃止になったのか。「もんじゅ」のプロジェクトは失敗だったという認識は大臣にはあるんでしょうか。
今説明があったんですけれども、経済産業省は、原型炉から実証炉へと、次の段階に進もうとしているわけですけれども、今伺っていても、「もんじゅ」の廃止を真摯に総括、反省しているとは思えないんですね。「もんじゅ」の廃止が決まったのに、実証炉開発についてはっきりと分かる形で国民に向けての説明がないことがその証拠であります。 原型炉「もんじゅ」の総括を明確に国民に示さずに、原子力関係閣僚会議で決めた高速炉開発の方針と戦略ロードマップの内容だけで、次の実証炉開発ということで進めていいというふうに大臣はお考えなんでしょうか。
今、失敗ということも、くしくも言われたわけですけれども、そういう事態になっているということですが、原子力発電、有効利用ということと、「もんじゅ」の経験を踏まえてということで言われたわけですけれども、その経験ということで見ますと、「もんじゅ」が稼働したのは延べ二百五十日しかありません。ナトリウム漏えい事故が九五年にあったことは記憶に新しいわけですが、発電炉としての出力試験というのは四〇%までしか達成できなかったわけですね。つまり、フル出力の運転ができなかったということは、これはもう厳正な事実であります。 会計検査院に伺いますが、二〇一七年度の決算報告で、「もんじゅ」の性能試験開始後における技術成果の達成度ということについてどう述べ
惨たんたるものであります。 会計検査院の報告には、「もんじゅ」に対して二〇一六年に廃止を決定するまでに投じた総支出額があると思うんですが、それは幾らというふうにされていますか。
文部科学省に伺いますが、高速増殖炉について、一九六七年の当初、建造費や人件費を含む総所要資金は幾らと見込んでおりましたか。
総所要資金は千二百六十五億円で、先ほど、実際には一兆一千三百億円以上ということですから、当初の見込みより約十倍に膨らんでいる、しかも惨たんたる結果。「もんじゅ」に一兆一千三百億円超もかけて、二十五年間で稼働は僅か二百五十日間で、技術成果の達成度は一六%しかない。 大臣、発電技術を確立する原型炉開発としては、これはもう明らかに失敗ではないかと思うんですが、そこははっきり認める必要があるんじゃないでしょうか。
稼働したのが何時間かはと、くしくも言われたわけですが、二百五十日間しか稼働しなかった。成果は出ていないわけですよ、必要な所期の成果はないわけですから。 「もんじゅ」の廃止を決めた同じ日に決定した、経産省所管の高速炉開発の方針というのがありますが、その「はじめに」の中に、私、驚くべき一文を読みました。こうあります。「国産技術で「常陽」及び「もんじゅ」の建設・運転を成し遂げた事実は、当時における世界最高レベルの技術力を示すもの」と。 技術成果の達成度が一六%のどこが世界最高レベルなのか。この程度で、なぜ実証炉という次のステップに進むことが、大臣、できるんでしょう。
しきりに常陽のことばかり言われるんですけれども、「もんじゅ」の話、ずっと、先ほど来明らかになったような実態があって、知見を獲得したと言われるけれども、本当にそれが注目されているといって、そんな世界に誇れる話じゃないわけで、原子力小委員会の山口彰委員長も、「もんじゅ」が失敗したと認めておられるわけですね。しかも、発電もせずに、廃止が決定された後五年間、それを見ただけでも、維持費は九百九十一億円もかかっています。 大臣、伺いますが、高速実証炉開発は、GX実現に向けた基本方針によると、概念設計、基本設計、詳細設計を経て二〇三〇年代後半に建設、先ほどおっしゃった、二〇四〇年代に運転というスケジュールが描かれているわけですけれども、運転に
現段階で見通すことは困難ということは、総事業費はどれだけ膨らむか分からないということになりますか。
今の話があっても、総事業費、どうなるか分からない、膨らむか分からないということになりますと、技術開発の進展一般の速さにということではなくて、実際に「もんじゅ」自身が失敗ということなので、失敗を失敗と捉えて、本当に真剣にそれに対して向き合っていかないと、結局、どんどん税金をつぎ込んでいく、青天井で無計画の事業というのは「もんじゅ」の二の舞になるだけだと強く指摘をしたいと思います。 そこで、西村大臣、「もんじゅ」は既に廃止作業が始まっております。経済産業大臣を含む原子力関係閣僚会議、二〇一六年の十二月二十一日決定した、「もんじゅ」の廃止措置に関する基本方針には、「特に、使用済燃料、ナトリウム及び放射性廃棄物の搬出及び処理処分について
今言われたような形で、そのとおり、絵に描いたように進むのかということが問題になってきます。 そこで、文科省に伺いますが、「もんじゅ」の冷却材は、水ではなくてナトリウムであります。ナトリウムは、水に触れると激しく発熱をする、水素が発生して、着火すれば爆発するという、扱いが本当に非常に難しいような物質であります。 一九九五年十二月八日に「もんじゅ」では、二次系のナトリウム配管から約七百キログラムのナトリウムが漏れて炎上する事故が発生している。大問題になりました。「もんじゅ」で保有しているナトリウムは総量で何トンあって、そのうち抜取り可能なナトリウムの重量、それから、現時点では抜取りがなかなかできないというナトリウムの重量というの