この平壌宣言も、今おっしゃったような見方で見ればそういうふうに読めるのかもしれません。しかし、客観的に、冷静にこれを読んだときに、拉致という国家犯罪を、ほとんど「日朝が不正常な関係にある中で生じた」「遺憾な問題」という言葉で代弁しておられるような、それで、これからはそんなことがないように「適切な措置をとる」。じゃ、今まではどうだったの、どう考えておるのという常にそんな疑問がわいてくるのでございます。 今まで、いろいろなところでこの首脳会談の中身や共同宣言には、いろいろな注文がついたり質問があったと思いますけれども、私は、少なくとも国交正常化交渉の再開というのは余りにも拙速である。今、北朝鮮を取り巻くいろいろな過去の問題、現在の問
