沿革的に申しましても、大体今お話しのように、長距離のかさ高もののようなものは、海運が適していることは、申すまでもないのでありますが、戦争中等において、相当海送が陸送に変じたというような沿革もございまして、元来海送であるべき貨物が陸送に回ったというようなこともあります。その後、国鉄の運賃が、御承知の通り、長距離逓減制におきまして、政策的な運賃をとられたということが続けられましたために、現状におきましては、大体普通のコストから考えて、海上輸送運賃よりも、相当鉄道の運賃の方が安い、そのほかにもいろいろな便宜がございまして、本来であれば、海送の方が適しておるような貨物まで、なお陸送の方に残っておるというようなことが、現状としてあるわけでござ
