理想を申しますると、政府の機構は財政上の関係、国民負担の関係もありましてできるだけ簡素なものにして、国民の負担をその点から軽くしたい。同時に又能率を高めることもそれによつて期待することができると考えます。私は終戦のときに政府にちよつと関係したことがありますが、日本の行政機構がだんだんにぼう大になつて参りました経路を見ますると、満州事変を一時期としまして、非常な勢いで行政機構も大きくなり、又人員もふえて参つておる。今正確な数字を覚えておりませんが、敗戦と同時にこの機構を如何にして国力にふさわしい程度に圧縮するかということに非常に苦慮したことがあるのでありますが、終戦後同じような趣旨から歴代内閣におきましても、又特に第一次から第四に至る
