これに対しては相当考え方が違います。拘束という概念は、いろいろなケースがあるのですから、その拘束という概念を十ぱ一からげにして、船上勤務者はもうみんな同じだということではいけないと思うのです。通信士のような場合、特に通信士が一人になるという場合には、これは当然そうなるのです。かわってくれる人がいないのです。ほかには複数でかわってくれる人があるのですから、同じ拘束といっても、その拘束の密度が違います。だから、そういうことで、一人で十分だという考え方は成り立たないと思うのです。それから作業量にしても、これで適当かどうかということは、要するに平常の場合であって、一朝事があるときにはどうにもならない。だから、この船舶の航行の安全性という問題
