参與の制度が効果を上げるかいなかは、実際問題として考えなければならぬことであろうと考えるのであります。この参與には有能な人材を集めていただきたいと期待しておるのでありまして、その御意見の中には十分傾聽すべきものがあろうかと考えます。しかし責任制度の観点からいたしますれば、あくまで参與は意見を具申する機関でございまして、これを採択するかどうかということは、総裁、副総裁以下の理事者の決定するところであります。参與の発言に必ず拘束されるという建前はとることができないのでございます。そういうふうにしまして銀行の経営の責任ははつきりさせたいと考えております。
