それは今おつしやるようにマツカーサー司令部を通じて或いは萬國赤十字社を通じての努力はしております。併し直接にはできません。その結果が餘り情報を得ることができなかつたということなんです。
それは今おつしやるようにマツカーサー司令部を通じて或いは萬國赤十字社を通じての努力はしております。併し直接にはできません。その結果が餘り情報を得ることができなかつたということなんです。
中共地區は、御承知の通り中共地區だから中央軍の占據地帶よりも困難であるべき當然の理窟は一つもないのです。ただ實際問題として中央軍占據地帶の在留者は比較的容易に歸して貰える、これに反して中共地區の者は容易に歸して貰えないということの違いなんです。
外交は日本はどこの國ともまだ開いておりません。
戰犯容疑者は、戰犯の審理が濟まなければ歸ることは困難だろうと思います。それから中國側に引留められておる殘留者ですが、これは段々話合いが通じて次第に歸つて來つつありますから、この方はそう長くかからなくて歸つて來ると思います。
今のお話のような筋につきまして、できるだけの努力をいたします。
淺岡さんのお述べの通り、外務省のみならず政府全體として、この點については多大の關心を持つておりますから御趣意に副うように十分努力いたします。
速記をおやめ下さい。
只今委員長からの御提案は、政府といたしましても、無論國民の意向を端的に表明されることでありますから、至極結構と存じます。尚この際關係方面の今日までの努力に對して感謝の意味をも表したいというお考えも、これも至極時宜に適したことと考えます。政府の態度としてそれ以上申上げる必要もないと思います。
只今伊東君より、多年にわたる御体験と、該博なる知識を基礎として種々御質疑があり、御意見の開陳がございました。私に対する質疑の條項は相当項目が多いのでありまして、詳細にお答をすることは他日委員会その他の機会に讓ることにいたしまして、簡單にその主なる項目についてお答をいたして置きたいと思います。 その問題のうちの最も重要な点は平和條約の問題であります。講和会議を一日も速かに開催せられたいという点は、我々國民等しく待望するところでありまして、幸いに連合國最高司令官の最近の声明によりますれば、連合國側においても速やかに対日講和条約を論議する時期に到達したという意味の発表が行われており、又海外情報によれば、イギリス政府筋においてもほぼこれ
お答えいたします。穂積君は長く朝鮮に御在住でありまして、我が不幸なる同胞引揚のために最後まで踏み止まつて援護の手を伸べられた貴重たる体験を持つておられます。私は引揚問題が始まつた当時、厚生省に責任者として残つておつた人でありまして、この問題につきましては引揚開始当時より多大の関心を抱いて今日に至つた一人であります。從つて穂積君のお話になつた諸点、その背景となつておる御感情は私には実によく分ります。併しながらこの際特に御了承を願いたいと思う点が二三ありますことは、先ず第一の点は、この席において詳細に説明を申上げることを差控えなければならん点でありますが、海外引揚民に対する政府の援護は、國内における生活困窮者以上の水準には出ることができ
只今羽仁君により極めて有益なる御意見の開陳がありました。なかんずく我々民族の持つ共通の欠陷に対し深刻なる批判を加えられましたことは、我々共としましても、深く省みる必要のある点だと感じた次第であります。私に対する御質問の箇條はニケ條であつたと心得ております。 第一に國民外交の樹立並びに祕密外交の打破、いずれも世界平和建設のために最も緊切なる問題であるが、これを如何様に考えておるかというご質問であります。皆さん御承知の通り第一次世界大戰の末期において、アメリカの大統領ウイルソンが十四ケ條の項目を発表いたしましたときに、その一項目として祕密外交の打破という点を強調いたしておつたのであります。祕密外交の打破、これを更に裏面から見れば、國
細川君の御質問にお答えいたします。先刻止むを得ない公務のために中座をしておりまして、その間に質問があつたのでありますから、或いは正確な御質問の趣意を理解しない点があるかと恐れますが、御質問の趣意は先般六月五日でありましたか、外國新聞記者との共同会見において、私の話したことが、一部の者に、他の部分は正確でありましたが、一部の者に、誤り傳えられた。それが面白からない印衆を與えるのではないかという御質問であつたと承知いたしております。その当時直ちにそれぞれの機関を通じて、私の意見の間違つている点を指摘いたしまして、國内の新聞にも亦外國にも報ぜられておりますから、或いは細川君もこれを御覧になつたことかと思いますが、私共は更に当時の私の氣持を
只今千田君より縷ゝお申述べになりました海外在留同胞の境涯につきましては、本國に待ち詑びておられる御家族の御心情は申すに及ばず、我々同胞といたしましても、朝に在ると野に在るとを問はず、一日も速かにこの人々の同情すべき境涯を本國に引取つて改善いたしたいという念願は、國民の等しく持つておる感じであると思います。この引揚事業も大半終了いたしまして、今日残留いたしております南方アジアの残留同胞五万名、この本國帰還については大体本年の秋期、遅くとも年内に引揚を完了し得る見込は確実と申上げて差支えはないと思います。残るのは先程御指摘になりました通り、樺太方面の約二十万人、シベリア方面に残留しておると推定せらるべき五十八万名余り、この引揚をいかにし
一松君より私に御質問になりました最近政府の発表した緊急対策の冒頭の問題つきましては、同案起草の際に主としてその面に当たりました安本長官より答弁がある筈であります。政府といたしましては、この問題について共同責任を持つておりますから、安本長官の答弁を以て政府の統一したる見解と御承知願います。(拍手) 〔國務大臣和田博雄君登壇〕
加藤勘十君よりの、特に私に対する質問に、お答えいたします。 去る六月五日、外國新聞記者團と私との会談に関して、一部不正確な報道が傳わつたことは、加藤君の御指摘の通りであります。わが國の領土をいかに決定せられるかということは、來るべき講和会議において終局的にきまる問題であります。ポツダム宣言の第八項には、日本國の主権は、本州、北海道、九州、四國、並びに連合國の決定すべき諸小島に局限せらるべしと書いてあります。もとよりわれわれは、ポツダム宣言を忠実に履行し、一切の軍備を棄て、國内の民主化に努力してきたのであります。しかしながらわが國の北海道及び九州の近海においては、人種的にも、歴史的にも、わが本土の一体となつて、古くより日本民族の安
只今板谷君から産業國営の問題について御質問がありまして、その際この問題について私よりも意見を述べるようにという御要求がありましたから、極めて簡單に御答いたします。現内閣の使命の最も重い点は、眼の前に控えておる我が國の経済危機を打開して民生を安定すること、同時に又近く開かるべき講和会議に対して万全の準備を整えることにあると、かように了解いたしております。その際に現在我が國の置かれておる環境において、又我が國経済の現段階において、産業を國営することが生産増強の目的に適当であるか、有利であるかという見地に立つて判断すべきものと考えております。従つて我が國産業の、殊に重要なる石炭業等においては、この際政府の権力を強化して、或いは賃金、資材、