ただいま原君よりいろいろと御意見の御發表があり、私も非常に興味深く拜聽しました。原君の御意見によれば、現内閣は著しく國民の信頼を失つているから、この形をもつて來るべき講和會議に臨むことは不適當であろうという御意向でありましたが、もとより講和會議の始まる時期が未定でありますから、講和會議と現内閣の壽命というものは、必ずしも相關連して考えるべき必要は少しもないのであります。しかしながら、それはしばらく別問題として、片山總理は去る六日に國會の絶對多數をもつて選定された總理大臣であります。その總理のもとに、衆議院においては絶對多數の支持者たる議員をもつていることも、御承知の通りであります。しからば本年四日の總選擧、もしくは六月に片山總理が國
