私は、この機会に通産大臣に特に伺いたいと思います。この日本の産業というものは、進歩した産業というものは、大体明治以来、海外の模倣産業、向うからただ輸入した輸入産業の範囲を出ないで、それがただ向うの進歩に準じてやっておるわけです。ところが、それは一口に言いますと、日本の国は資源が乏しい、こういうことで片づけられておるのですが、日本の内部には資源が相当にございます。あるという例をここに申し上げますならば、たとえば鉄鉱石の問題、日本の製鉄所というものは、明治初年以来国の非常な施策によってあれだけ成長してきました。しかし、今日まで鉄鉱石の大部分、それから粘結炭の大部分、これを海外にのみ仰いでそしてやってきておるのでございます。それならば、国
