お説のとおり数字というものはあくまでも公正でなければならぬので、そういう意味で法人所得と個人所得とのそこの違いというものは、これはもちろんいろいろ問題がありますが、法人所得、留保所得など多いというようなことは、これは日本は御承知のとおり戦後資本がなかった国ですからね、それでいままで借金生活してやってきたのが日本の今日の企業の生き方です。したがって自己資本というのは大体少ない。社会資本のほうが多かった。そこで自己資本を増すようにさすという意味においての私は資金政策ではなかったかと思うのです。漸次自己資本を増して、そして会社の健全な発展をはかるという意味でそういう税制をとったのではないかと、こう私は考えておるのですが、まあその点はもちろ
