私は社会党を代表いたしまして、国防会議の構成等に関する法律案につき、反対の意見を申し述べます。 反対の第一の理由は、本法律案が憲法に違反するからであります。憲法は前文において、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し」、その第九条によって、非武装と戦争の放棄を世界に宣言し、約束したのであります。この宣言、約束こそは、百兆億の賠償にまさる民族的謝罪であり、原水爆の惨禍から人類を守ろうとする積極的意欲のほとばしりであったのであります。憲法の前文と第九条をすなおに読んで、本法律案が立法精神に違反し、その条章に抵触することは明々白々であり、一点疑問の余地もないところであります。 鳩山総理も、在野時代に
