政府は自衛権の憲法解釈についてこの限界を明らかにされましたが、これを見てみますと、だんだんと勇ましくなってくるのであります。警察予備隊から保安隊、自衛隊と進むに従って、逐次勇ましくなって、軍靴の音が高らかに聞こえるような気がします。そこで政府の見解によりますと、軍備あるいは自衛というものは、最悪の場合に対処するところにその存在の意義があると思うのです。最悪の場合に備えておくことなんです。それで事が起らなければ幸いでありますけれども、いつでも最悪の場合に備えておくということが原則であろうと思います。従ってその自衛隊の装備、訓練あるいは補給は、常にそのような最悪の事態に備えて準備されておるのだろうと思いますが、総理は最高の統率者として常
