それではこれから会議を開きます。 議事に先立ちまして一言ごあいさつ申し上げますが、篠田弘作君のあとを受けまして委員長に指名せられたのでございます。まことにふなれな者でございますが、どうかひとつよろしく御指導、御協力のほどをお願いいたします。(拍手)ちょっと速記をとめて。 〔速記中止〕
それではこれから会議を開きます。 議事に先立ちまして一言ごあいさつ申し上げますが、篠田弘作君のあとを受けまして委員長に指名せられたのでございます。まことにふなれな者でございますが、どうかひとつよろしく御指導、御協力のほどをお願いいたします。(拍手)ちょっと速記をとめて。 〔速記中止〕
速記を始めて。 ————◇—————
なお、これから理事の補欠選任を行ないますが、理事の渡部一郎君が委員を辞任されたに伴いまして、理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。それでは、大野潔君を理事に指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時十二分散会
私の発言は、質問というよりも、むしろ進言であり、献策であって、野党の諸君のような単なるやぼくさい議論ではないのであります。 この前、大出委員の質問に、長官は入閣前における意見と入閣後の意見と異なっておる、たとえば七五年に安保条約を廃止したいということも言っておるのに、今日変わっておるということを言われましたが、長官の答弁をうっかりして私は聞きのがしましたが、国際情勢の変化により、あるいはまた立場の変化によりまして、人の意見の違うことは当然のことで、少しも怪しむに足らぬと思います。そのときに長官が考えられた七五年に安保条約を廃棄して、そのあとどういうふうにして日本を守るか、その構想は非常に興味があることであろうと思うのです。参考の
経済の発展と防衛問題とおのずから別に考えなければならぬと思います。総理大臣は、憲法も改正しない、それから核兵器も持たぬ、さらにはまた徴兵制度ももちろんしかぬ、そういうことを確認しておりますが、中共は御承知のとおり国民皆兵で、原水爆もある、いわゆる好戦国として知られ、ソ連も同じような徴兵制度である、それでこのままでもって日本が安全を保ち得るかどうかということは、はなはだ疑問がありまして、わが党内にも憲法改正の動きが活発に行なわれております。そういう点につきまして、長官はどういうふうなお考えを持っておられますか。
われわれも、この点については、現在の時代においてはやむをえないと考えております。核兵器を持つことは、これはたいへん金がかかるし、今日必要がない。要するに、われわれは安保条約を主にして——この点、ちょっと長官と見解が違うのですが、長官は、自主防衛——自主防衛ということは、自力防衛とは違うかもしれませんが、われわれは、この集団安全保障体制、これを主として、日本の自衛隊の防衛力、これを従と見る、こういうような考えが正当であると考えておるのでございますが、こういう点について、どういうお考えですか。どちらを従として考えられるのですか。
軍事専門家の目から見ますると、今日の自衛隊は、おもちゃのようなものであるといわれておる。これではとうてい国を守ることはできないので、外国からの侵略があった場合には、陸上自衛隊は半月もつか、一カ月もつかといわれているくらい——結局、集団安全保障体制、この軍事同盟がおどしとなって、日本の侵略はできないのだ、これがわれわれの考え方であります。万が一にも安保条約がなくなったといたしますると、日本は鎧袖一触、滅ぼされる。それは、たびたび日本はシナ大陸を侵略して、はかりしれない損害を与えておる。そればかりでなく、しまいには満州国という得体の知れない国をつくりあげて、これを日本の植民地にする、すなわち勢力圏にするというように、踏んだりけったりの仕
それから中共が、この間新聞に出たように、ああいった暴慢きわまる共同声明を古井君に押しつけておるのでございますが、日本は、御承知のように、憲法も改正しない、核兵器も持たないといったように、総理の態度もはっきりしている。こういったようなことを宣明する総理大臣というものは、世界にも珍しい。まるで神仏をこきまぜたような平和主義者でありますが、それにかかわらず、佐藤総理を極度に向こうでもって攻撃している。それは、どういうところから、そういったような考え方が中共に出てくるのであるか、それについて、どういうお考えですか。
政府は、あの問題について、中共の誤解を解く——中共が誤解している、曲解している、これくらい認識不足な考え方はないと私は思う。中共といわず、ソ連といわず、日本には全国にわたってクモの巣のように完全にスパイ網を張りめぐらしている。彼らは、日本の実情は鏡に映すようにわかっております。日本の自衛隊がどういうものか、あるいはまた、その戦闘力がどんなものかはっきりわかっております。総理が、核兵器を持たない、非核三原則を言っている、あるいは憲法を改正しないと言っているということも、もうちゃんと知り抜いている。それにもかかわらず、ああいうことを言っているのは、要するに、これは日本に対する言いがかりであって、つまり日本の左翼勢力に勢いをつけ、また一面
もし将来米国が安保条約をも廃棄しようと言い出した場合、日本はこれをやむなく受けなければならぬ。そうなりますると、他の国と安全保障体制に入るか、あるいはまた独自の力でもって日本を守るかということになるのでありますが、独自の力でもって日本を守る、そういう場合において、およそどのくらいの軍事予算が入り用か、大体の見当をひとつお示し願いたいと思うのです、独自の力でもって日本を守らなければならぬと考えておるならば。
私ら、もし独自の力で日本を守らなければならぬというならば、防衛予算は少なくとも二十倍から二十五倍くらいにはね上がって、国民の税金もいまの何倍かになると考えておる。これはおそろしい事態であると考えております。したがいまして、安全保障条約は、アメリカが廃棄しようとしても、こっちはどこまでも向こうを説得して、とりすがってでもこれを持続するという態度をとることが必要であろうと思います。したがいまして、アメリカに対してはあらゆる方法をもって持続のために努力を続けることが必要であると考えておるのでございます。 さらに沖繩から核を抜くとか抜かぬとか、沖繩に核があるとかないとか、そういうことは米国の軍事秘密保護法によってこれは全然発表されていな
韓国の朴大統領は、済州島を提供しても、そうしてアメリカの核を置いて差しつかえないということをこの前提言しております。ところが、米国はその必要はないというのでもって、これを断わっておるのでございますが、これは非常なる卓見であると思うわけです。ところが日本では核を抜け抜けという。たいへんな違いがあるのですね。そういう点について長官はどういうお考えを持っておるか。沖繩から核を抜いたら、アメリカの防衛力を減殺することになり、日本のためにたいへんな防衛の障害になると考えるのでありますが……。
日本の防衛力の足らない点を外交で補うことができるという発言がございますが、私はこれを疑問に思っておるのですよ。外交というものは、どこの国でも、いつの時代においても、軍備というものが背景にあって初めて強力な外交を展開することができるし、しこうしてまたその目的を達することもできるもので、日本のような軍事的に弱小な国家が外交でもってその目的を達するということは非常に困難であると思うのですが、そういう点についてどう思いますか。軍事力と外交との関係ですね。
佐藤総理の言いそうなことを言っておられるのでございますが、日本は韓国に対してすらも、終戦以来七十隻の漁船を取られておる。ソビエトにはさらにその倍くらいの漁船をふんだくられておる。そこで漁業交渉も何もうまくいかない。これは要するに日本の軍事力が足らないためなんだ。昔は日本のほうでアメリカの漁船を引っぱってきて、検問所でもってぎゅうぎゅう言わせたものだ。それが今度あべこべになっている。いかに軍事力というものが外交の背景となるものであるかということは、こういう事実において立証することができると思うのですが、それでも外交手段によって防衛を補足することはできるとお考えになりますか。
勝ちを千里の外に決するというのは、要するにその国のそれ相応の防衛力があって、戦えば必ず勝つというそういうおどしがあって初めてそのことばが通用するので、弱小国家においてはそのことばは全然通用しないのです。私はそう思うのですが、どうですか。
国の防衛は国際情勢の変化によって変化するもので、ケース・バイ・ケースでもって対応策を講ずるといわれておるのです。ところが、軍備というものは、一朝一夕にできるものではなくて、予算の審議といい、何といい、たいへんな時日を要するものだ。ところが国際情勢というものは急激に変化する場合がある。突発事件が起こる場合がある。そういう場合に対処せんがためにもケース・バイ・ケースでもって軍備を即座に用意するということはなかなか困難なことであろうと思いますが、どうでしょうか。
きょうの新聞にも出ておりますが、どうも防衛庁は宣伝にばかりつとめておって、まるで日本の宣伝省のような観を呈しておる。これは私の言うことではない、人の言っておることでありますから、御参考のために申し上げておきますが、今日のように日本の国情が許さない事態におきましては、幾ら防衛力を増強しようとしてもできない状態になっておるのでありますからして、あまり同じような宣伝はなさらぬほうがよかろうと思うのであります。これは私の忠言として申し上げておきます。 さらに、どの国の防衛計画にもすべて仮想敵国というものがあります。仮想敵国のない国は、どこの世界にもありません。一国もありません。長官は仮想敵国はないとおっしゃいますが、それは立場上当然なん
そうおっしゃるほかしかたがないと思いますが……。自衛隊には正攻法ばかりを教えないで、私はゲリラ戦術を教え込むことが最も必要であると考えております。間接侵略は、これが一番おそろしい。でありますからして、内乱、暴動に備えるがためにはどうしてもゲリラ戦術、すなわちパルチザン戦術をむしろ主として教え込むことが必要であると思うのであるが、この点はどういうお考えですか。
私が世界で一番ほめておりまする政治家は、ユーゴスラビアのチトー大統領です。これは実に偉い男で、大戦中十五倍のドイツ軍に取り巻かれてびくともしないで、ゲリラ戦術でもって撃退した。敵のほうからして絶賛されている男なんですね。これはソビエトの圏内にありながらソビエトの言うことも何にも聞かないで、おれにはおれの政策があるということでもって、どしどしと自由世界と取引したりなどしてソビエトをおこらして、それでもフルシチョフはどうにも手出しができなくて、ついに彼の政策を許した。これは世界で一番偉い男であると私は考えておるのです、共産主義者であるけれども。このゲリラ戦術こそほんとうに正攻法よりも十倍も二十倍も力を発揮することができる戦術であると私は