昨年イギリスは、スミソニアンの合意のときに金平価を維持しておりますので、八・五七%の対ドル切り上げということになったわけでありまして、主要国が協議いたしまして、その途中におきまして、各国の間で、多過ぎるとか、少な過ぎるとか、いろいろ意見があったという事実はございますが、とにかくこれで行こうということで、従来よりも変動幅を拡大してスタートしたわけでございます。 今後の見通しということでございますが、通貨調整の効果が十分に発揮されるには、過去の経験からいたしましても、やはり短時間というわけにはいきませんで、むしろ当初は逆の効果が出るともいわれておるわけでございます。一年から二年、ある人によりますと、二年以上かかるのじゃないかというこ
