確かに、ことしの夏ごろから秋の初めにかけましてドルが強くなりました反面、ヨーロッパ通貨たとえばマルクは対ドル一〇%下落する、フランスフランも対ドル一〇%以上下落するという現象が起きました。そのとき円は二%ぐらいしか下がっておりませんでしたので、その期間だけをとりますと円は相対的に強くなっているということでございます。しかしもう少し前の時点からとりますと、必ずしも円だけが強くなっているというわけではないのでございます。 私どもが相場を運営しておりますのは、先ほど申し上げましたように基本的にはフロートであるが乱高下は防いでいるということでやっておるわけでございまして、ことさらに円を強くしようとか、ことさらに円を弱くしようという意図は
