次に、中国問題に移りたいのですが、一点だけ、尖閣列島について、今度、防空識別圏からはあそこをはずすんだということが伝えられておりますね。これは、台湾も、それから中国も自国の領土だと言っているし、日本はもとよりわが領土と言っているわけですが、現内閣の方針、確認はいかがでしょう。
次に、中国問題に移りたいのですが、一点だけ、尖閣列島について、今度、防空識別圏からはあそこをはずすんだということが伝えられておりますね。これは、台湾も、それから中国も自国の領土だと言っているし、日本はもとよりわが領土と言っているわけですが、現内閣の方針、確認はいかがでしょう。
争う余地がなくても、争いになっていると私は認識しておりますね。どう処理されます、今後、外交上。
いや、それは聞いたんだけれども、中国は自分のほうだと言うんだから、どう処理しますか。一貫して貫いただけじゃ、これは解決しないんです。
いやいや、主張しただけじゃだめなんで、だから、そういう場合の処置、向こうは向こうだと言うんですし、やがてこれを地下資源その他に使うといったようなことになりますと、現実に予期しない紛糾ないし行動というものがあり得ると思うのですね。だから、どうするか。
わかっているのだけれども、納得しないですよ、相手はね。 中国関係ですが、アルバニア決議案が圧倒的多数で可決されたあと、内閣の方針はかなり変わったようにも見えるし、また、そうでないようにも見えるしいたします。特に台湾についての日華条約等を通じては、今後の正常化の中で、その経過の中で話すのだということのようです。しかし、カナダの方式でいくのと、あるいはイタリーその他、いろいろ態様は違いますが、わが日本の場合に、これからのプロセスをお示しいただきたい。これは外務大臣。
いや、そこに、再び戦争しないとか、いろいろ言われますが、先ほど触れたように、総理大臣はいまもこれは生きていると言う台湾地域における平和と安全、これが日本にとってきわめて重要な要素だとね。これは明らかに安保体制で、いわゆるいまの台湾政府、これに対して影響がある場合に、米台条約等によって何か起こる、そういう場合を想定しているわけですね、これは。そういうものを一方に持ち、そして一方、中国との国交を正常化しようというところに、中国としての懸念があるように思うんです。ですから、いろいろ言われますが、どうなんです。佐藤内閣ではとてもこれは日中の正常化、国交の再開ということは困難だと、もう見きわめをつけておられるのじゃないかと思われる節が非常に多
これは、ますますわからなくなるですね。まあ、どうせ自分の時期に、任期中にこれはアプローチすることもないだろうという考え、発想に立てば、こういうことにしておけば一番無難ですよ、それは。その話し合いに入った中でやるんだ……。入らないですから、大体。 さて、そこで……。
そうなんですよ、どう考えてみても。 そこで、外務大臣、昭和二十六年十二月ですね、吉田書簡としてダレスに送った書簡がありますね、日台条約に関する。これは前提条件になっております。ちょっとそれを読んでみてください。
総理もお聞きのように、吉田書簡の中心は、やはり、台湾が国連に加盟している、これが大きな根拠をなしております。その状態は、すでに総理も指摘されるように、事情は全く変わってきました。世にいう虚構であります。ですから、日台条約の基礎的なものがくずれてしまっている。ですから、これは、そういう認識に立って、そして日中間の正常化の過程でこれを廃棄する、こういうことになりますか。
外務大臣はどうですか。
答える必要がないと言って答えている。外務大臣は総理のとおりですか、どうなんですかということです。
そうだとすれば、問題は、日台条約——日華条約と総理は言うのだが、これを廃棄するという腹はもうすでにきまっていると解していいのですね、土台がくずれているのですから。
同様に、外務大臣、所管大臣のほうが詳しいかもしらぬけれども、いまのはロジックが合いませんよ。もう土台がくずれて、だめなんだが、これはまだ有効なんだというのは、私には理解できない。
いや、それは、二国間条約に直接影響を、直ちに、アルバニア案が可決されたから二国間条約が全部ゼロだと、そんなことを私は言っているわけじゃない。吉田書簡は、お聞きのように、すでに基礎が国連加盟ということが前提条件になっている。だから、それがくずれている。とすれば、日中正常化をはかる以上、真にその方針である以上は、日華条約というものの処理をしなければならぬ。その処理は、これを廃棄する以外にない。日中の国交再開に関するいわば平和条約なり、同時に日華条約の存立というものは許されないのが、これは現実論としても、そうなんですね。したがって、経過中にという、経過中にこれを廃棄する、日台条約を廃棄する、こう理解していいでしょう。
ですから、そのときは廃棄するという腹がまえなんじゃありませんかというのがポイントなんですよ、私の質問の。
いま触れられたように、吉田書簡で明らかなごとく、国連に加盟して諸般の権利を保有している多数が承認もしている、それから一方、吉田書簡によれば、中共はこれは侵略者の非難を受けている、だからこちらだと。しかしそこ基礎というものはくずれたのじゃありませんかと。それはくずれたとこう言われたので——そこは言い直したですか、やっぱりくずれたですか。
くずれたとすれば、国会では非常にやっかいものになっているように本会議では聞くです。これは国会はもう断じて日華条約を廃棄その他してはならぬというような結論は出ませんよ。ちゃんとこれは廃棄したということを持ち出されると、私はこれはもう圧倒的多数でそれでよろしいと可決すると思うのです。どう思いますか。
だから、そういう提案があればですが、提案するしないはあなたの権限ですから……。提案しませんか、もう任期中に。
すると、あなたの方針でいくと、日華条約については中華人民共和国との間に平和条約を論議する過程でこれは霧消するだろうというふうにも聞こえるのです。両立させる気はないのでしょう。ですから、その過程で日華条約は廃棄する、こういう手順になるわけでしょう、いかがです。
どうしますか、日華条約。