当面する一九七〇年代は、わが国にとって、また世界にとって、激しい変化と進歩の年代であります。私は、この重要時期を迎えるにあたり、民社党を代表いたしまして、今後のわが国の外交、内政の基本的進路とその具体策について、佐藤内閣の方針をただしたいと存じます。(拍手) 私は、一九七〇年代に向かうわが国の基本路線は、次の三つでなければならないと存じます。 第一は、国内にあっては、現在の工業経済国家の立場を土台として他国の追随を許さない高度の教育福祉国家を建設することであります。世界でも驚異の的であるわが国の経済発展のエネルギーを、いかにして国民福祉の増大に直結させるか、これこそ今後の内政上の重要課題であります。 その第二は、アジアの
