今回の事故につきましては、国民各般においていろいろな御批判があろうと思います。また疑惑もお持ちになろうと思います。しかし私どもといたしましては、あれだけの大きな事故に対して、これは全面的にとにかく訓練をやめて、そうしていろいろな鍛練のために、将来あるいは訓練のためにやらなければならぬことはございますから、そのための基本的な安全を全体に点検する、これは私は必要なことではないかと考えてやっておる次第でございます。
今回の事故につきましては、国民各般においていろいろな御批判があろうと思います。また疑惑もお持ちになろうと思います。しかし私どもといたしましては、あれだけの大きな事故に対して、これは全面的にとにかく訓練をやめて、そうしていろいろな鍛練のために、将来あるいは訓練のためにやらなければならぬことはございますから、そのための基本的な安全を全体に点検する、これは私は必要なことではないかと考えてやっておる次第でございます。
正しいことばを申しますと、航空の場合には、民間航空の安全が第一義である、こういう考え方でわれわれも進んでまいりたいと思います。
率直に申しますが、私どもは、憲法の条章に従って、すべての国権の行政の作用は行なわれる。防衛任務も行政の作用の一つでございます。したがいまして、航空輸送も行政の一つであります。しかし航空輸送、特に民間の航空輸送というもとは、国民の生命の安全であります。ですから生命の安全は、これは第一義に考えていかなければならぬ。だから、これは具体的になるならば、たとえばきょう御説明申し上げましたように、訓練空域を分離するこれ自体も、あるいは空路を通る場合におきましても回廊を設ける、あるいは訓練のウエートをできる限り海上にも置くというような中で、規制された中ではありますけれども、われわれは、訓練はいずれ再開さしていただく日が来ると、こう思うのであります
軍事ということばは、わが憲法のもとでは妥当でないかもしれませんが、防衛力とそれから国民の生活とは私は両立し得ると思う、観念としては。ただ問題は、狭い国土の上でそれが達成できるかという御疑念だろうと思います。しかし、われわれとしてはそれは達成できる、初めから達成できないという考え方ではないのであります。ある程度規制された中でいきますならば、時間は少しかかりましょう、向上させるために。しかし、やはり必ず練度は上げられる、こういうような考え方であります。
昼の休憩時間にお指図を承りましたので、すぐ関係の事務当局に指示をいたしました。それで、これに対して出せるものもございますし、また時間のかかるものもございますし、不可能のものもございます。したがいまして、事務当局から詳細にその状況を御説明申し上げさせます。
ただいまの御決議の御趣旨に沿いまして、その諸事項の実施のため、関係省庁と十分連絡を密にして努力してまいりたい所存でございます。(拍手)
御答弁申し上げる前に、簡略ではございますが心からごあいさつを申し上げます。 今回はからずも、この大事故に際しまして、新しく防衛庁長官を拝命いたしました。非常に重責であることを痛感いたしておると同時に、あの事故に対しましての国民に対するおわび、またなくなられた方々並びに御遺族に対しまして、心から深くおわびを申し上げる次第であります。そして、長官が交代をいたしましても、その責任は私といたしましてはますます深く痛感をして、これからの身を処してまいりたいということを一言申し上げ、また、国民を代表される各位におかれましても、心からのおしかりなり御鞭撻なり御指導なり、ひとついただきたいと思うのでございます。 ただいま御質問がございました
率直に申し上げますが、その思想は間違いでございます。 ただ、その文書につきましていま事務局から聞きますと、これは防衛庁ではなく国防会議のほうからどなたかが民間に委託した、民間人の意見としてのそういうものが出ているのだそうでございます。思想につきましては、私どもはそういう姿勢は絶対にとらせないつもりでございます。
お許しを願いましてちょっと補足をさせていただきます。 確かに覚書がございます。そこで、軍事優先ということばが非常に出ましたが、私ども自衛隊としては御存じのとおり憲法の条章、そのもとにある自衛隊法に基づいていま作業をするわけでございまして、軍事を優先するという考え方はございません。ことに空の管制、行動につきましては航空法がございまして、それで運輸大臣の航空法の権限のもとに一部防衛庁長官等に移管された部分もございます。ただいま御指摘の覚書は、自衛隊法の八十四条の領空侵犯という御存じのとおりのものに対する警戒であります。これは国土防衛、また一面国民生活を守るという意味でもまた必要なものでもあろうと思います。まあ俗なことばで言えば一種の
ちょっと失礼ですが、聞き漏らしましたので……。
責任の問題でございます。もちろん総理大臣を最高指揮官としており、総理大臣は一般的な最高指揮官としての責任を持っておるし、また私は防衛庁長官としての、また実施部隊の最高である空幕長の責任もございましょう。また現地の訓練計画を立案した者、あるいはそのもとにおいて行動をとった教官並びに現在問題になっておる加害者と申しますか加害の容疑者、そういうようないろいろな角度からのものがあります。事柄は軽重もございましょう。またこういうような大きな事故というものは単に内部的に軽重をはかるべきでなくて、国民の側から見た責任というものも当然あるだろうと思います。そこいらを十分勘案して私どもとしてはこの処置をとりたい、こう考えております。
山口さんの御所見は、全面的に私は同感でございます。したがいまして、今回の事故は、自衛隊全部をあげまして、私は不断に心にかみしめていかなければならない。先ほど来軍事優先というおしかりもございました。私どもは、一応法律的には軍事優先ではなくても、実際の行動の場面においてそういうことが万一にもあったらこれはいけない。国民のための自衛隊、国民の手による協力による自衛隊、その中においての航空安全を第一義として、しかし、与えられた任務は一生懸命やってまいる、こういう姿勢でまいりたいと思います。 ただいま当面の措置としては、運輸大臣からお話がございましたように、遺家族の方々に対する問題あるいは事故調査等もございます。大事なことでございますが、
自衛隊におきまする教育の問題は、非常に大事な問題でございます。私の考えは、現代の自衛隊員も御存じのとおり青年であります。現代の青年には、青年のまたよさもございます。しかし、同時にその指導教育が間違っている場合には、また悪い面も出る。特に、航空におきましては、何としても非常に速力の速い近代的な性能の、いわゆる全体が武器であるようなものを使うわけであります。それだけに、よほど航空については十分な教育をしなければならぬ。特に、それは安全、人命尊重。そこで具体的には事務当局から教育課程等も申し上げてもいいのでありますが、省略をいたしますが、基礎教育におきましても、すべて事故を起こすな、人命の尊重あるいは安全教育というものに非常に、まず技術を
防衛庁自体としましても、ニアミスに対しましては、運輸省の通達によって運輸省に通報する、同時に、防衛庁では航空自衛隊において、「航空機運航上の危険報告に関する通達」が出ておりまして、それに基づいて陸上、海上並びに航空についてこういう報告をさしているわけであります。 最近の発生件数は、昭和四十四年度七件、これは自衛隊機と民間機、それから昭和四十五年度は十三件という報告は一応出ておるのでありますが、運輸省との関係が違いますのは、自衛隊機同士の接近もこの中に入っているような形になっていると思います。 そこで、防衛庁としまして、自衛隊のニアミスの増加についての態度でございます。この問題は、ニアミス問題は、ここ数年来相当その専用筋、関心
先ほどちょっと触れましたが、パイロットの教育においてまずできるだけ事故防止、これを考えております。 それからもう一つは、昨年特別な監査を約半年にわたりまして、ニアミスを中心にやったわけであります。そしてアンケートはもちろんのこと、実際の届け出、いろいろなものを材料にし、また特別な監査をやると同時に、それに基づきまして各種の指導を行なっておるわけであります。特にパイロットの見張りの強化であります。それから地上レーダーによる航空機の監視の強化、それから民間機の交通量の多い地域、もちろんこれは管制上いろいろ制限を受けておりますが、その中での有視界飛行の訓練の制限、それから横断する場合の最短距離の方法、一番大事なのは、大型のジェット機に
おっしゃる中で、一番の基本は、自衛隊がやはり日本の自衛隊、その原点に帰ってまず反省すべきだ、これが私の基本方針でございます。言いかえますれば、自衛隊があっても、今度のように多数の、いわゆる関係のない、しかも遺家族を中心にした方々を殺してしまうということ自体は、自衛隊の存在を基本からゆるがす問題でもあります。あくまでも私どもは国民のための自衛隊でなければいかぬ。そのための訓練でございます。その観点に、原点に立ってすべては考えていく。従来ももちろんその観点に立っておったと私は信じておりますが、しかし、なかなかそれが、はたしてほんとうに第一線の動作をとる場合にまでその観念が浸透しておったかどうか、それがたまたま、そういう新聞に載るような言
非常に大きな事故の中でこういうことを申して、あるいは御意見があるかもしれませんが、陸上のあの若い隊員が出まして、そうして一生懸命になって作業いたしました。これはやはり国民に対する奉仕の自衛隊の精神のあらわれでもございます。当然といえば当然でございますが、やはりああいうような気持ちを、訓練の場においてもわれわれ自衛隊というものは、国民のために訓練をしているのだと、こういう気持ちの中で自衛隊というものをやらしてまいりたい、こういうふうに思うのでございます。
率直に申し上げます。私は、全自衛隊の体質ではないと思います。もちろんその中にも、一部あるかもしれません。それから特にパイロットというものの、これは民間のパイロットにも多少あるのでありますが、大空をあの速いスピードで飛ぶという一つのパイロット気質と申しますか、そういうものが、うっかりすると基準を守らないでいくという傾向がつきやすい。したがって、私は航空自衛隊、特にパイロットの教育、これに対しましては、国を守ることも大事でありますが、人命尊重、安全、これにしっかり基準を置いてまいりたい、こう考えております。
私のほうでは、ニアミスにつきまして、航空自衛隊においては「航空機運航上の危険報告に関する通達」によって、陸上自衛隊及び海上自衛隊においては「航空交通管制業務概況報告」、この二本立てで報告を義務づけております。 そこで、最近の発生件数でありますが、自衛隊機と民間機のニアミス、これが昭和四十四年度七件、四十五年度十三件という義務による報告が出ております。ただし、アンケート調査によると、これよりは、先ほど御質問をなさいました場合に出ましたように、もう少し数が多い、こういうことです。
先ほどニアミスの問題につきまして御質問がありました際に申し上げましたが、この問題は、防衛庁としましても最近は非常な関心事でございました。しかし、至らない点につきましてはおわびをしなければならぬのでありますが、昨年の七月から十二月まで特別監査をやりまして、私はその報告を最近見ましたが、かなり広範にわたり、細密にわたって指摘いたしておりまして、そしてそれに基づいて通達あるいは指導はいたしておったわけであります。パイロットの見張りの強化、地上レーダーの航空機の監視の強化とか、それから民間機交通量の多い地域の飛行訓練の制限とか、それから横断の場合最短距離で行かせるようにするとか、一番大事なのは回避運動でございますが、そういうふうなことを指導