今回の金融監督庁設立の意義につきましては、既に総理から明らかにされたとおりでございます。端的に申し上げまして、私も、検査監督体制が前当局から独立をして、透明な手続のもとに実施させることについてはまさに画期的なことだと考えるものでございます。 しかしながら、戦後の九つの行政委員会の中で、本来のまま今日に至っているものは公正取引委員会と労働委員会の二つだけではないかと言われております。五十年近い歳月を経ておりますから、社会情勢の変化、時代の流れの中でそれぞれそれ自体も変わっていくことは当然だろうと思いますが、この中で本来のままで来ておるのはこの二つだと、こう言われているものであります。 この新しい機関も大きな期待の中で発足をいた
