あなたのお話、どうもことばの上の表現と実態というものが非常に違っておる。これは私だけじゃなくて、国民もそう思っておる。安定成長へ向かっておるとあなたは言われた。総理のことばじりはつかまえません。ともかく、しかしあなたは、大蔵大臣は、安定成長へ向かっておるとおっしゃった。そうして、その安定成長というのは質と量がある、それは当然でしょう。その中で特に物価の問題をあげられた。私は、少なくとも安定成長へ向かっておるという限りにおいて、その質が改善をされておらなければ、あるいは改善をされておる曙光、徴候が明瞭に見えなければ、向かっておるという表現は使えないはずだと言っているのです。もう一ぺん、大蔵大臣。
