まだ決定しておりませんね。
まだ決定しておりませんね。
それじゃこれを入れるのに円貨決済の無為替で入れるか。それとも割当外貨のワクの中でお許しになりますか。通産大臣。
それはおかしいですね。だいぶ苦しい答弁ですが、山下さんそれで納得なさったのですか。
納得しなければそれは許しませんね、値段は国際的な建値よりも一割なり普通の値段に下げるということと、それから割り当て外貨のワクの中にはめ込むという、この二つの条件をのまなければ通産省としては許さぬという気持ですか。
それで政府から出していただいた石油精製会社の一覧表ですね。これは資本構成とそれから製油能力と三十四年の原油輸入の実績、三十五年度の外貨割当、これをいただいたわけです。これを見て非常に利けげんに思うことがある。それは日本のエネルギーの十年後においては五〇%を占めるという石油が、ほとんど大部分輸入しなければならぬということになると、この輸入外貨の割当を受ける会社ですね。この会社に対しては、政府としては製油能力に基準を置いて割り当てられるのか、あるいは過去の輸入実績というものを尊重して、既得権益として、それらの延長としての新しい外貨の割当をなさるのか、どちらの方向をとっていかれるのか、ちょっと大臣から。
そこで過去の実績になると、変に思うのですが、これは間違いないでしょうな、お出しになったのは。たとえて申しますと、一番欄の上の出光は三十四年度は三百十八万六千キロリットルですね。それからその下の丸善が三百三十万キロリットル、それを入れておる。これに対しての外貨の割当が出光が二千七百五十六万四千ドル、それから丸善が二千六百十八万一千ドル、こうなっておりますね、実績と。ところでその下の外国資本の入っておる東亜燃料——これはアメリカ資本が五五%入っておるでしょう。それの昨年度の輸入実績は二百三十四万一千キロリットルですね、出光よりもずっと少ない。しかるに三十五年の外貨割当は出光の民族資本よりもはるかに多い三千百十四万ドルと、こうなっておりま
金額で……金額で言っているのです、私も。
おかしいです、これは。油を買う外貨を割り当てる、その一ドルでもよけい割り当ててもらおうとみんな必死になって、あなたのところに頼みにいくでしょう。そうすると通産省の役人は昨年の実績だと言って割り振るでしょう。実績というものはこれは石油の量で入っていますね。今言ったように丸善石油をとってみると、三十四年度の輸入実績が三百三十万キロリットルですよ、それからアメリカ資本が入っている日本石油は昨年の輸入実績が二百八十一万一千キロリットルでしょう。ずっと少ない、日本石油の方が。ところが割当ドルの方になると丸善の方は今言ったように少ないのです。二千六百十八万ドルしかない。それに反して輸入実績の少ない日本石油においては三千五百七十七万ドルというもの
それはこの数字に表われておりませんね、少なくもわれわれが見るといかにも不公平な、民族資本に対して外国資本がよけいとっておるような感じを受ける、公平に理論通りにいけばむしろこの製油能力というものを中心にして、そうして能力の多いものによけい入れるというのが、理屈でなければならぬ。そうなってくると民族資本は苦労しながら、出光と丸善は相当の製油能力を持っているでしょう、東亜燃料だけは一番製油能力は多いでしょうけれども、日本石油なんかずっと下がっているのです、製油能力からいっても。それから昨年の輸入の実績から、いっても日本石油なんか少ない、外貨の割当は一番多いでしょう、ことしは三千五百七十七万ドル、これはどうしたわけですか、一体。おかしいじゃ
大体日本の石油業界をみますと、外国資本にひどいのは五五%、六〇%も押さえられておりますな、そうすると当然利益の配分もそうなるし、会社経営の主導権は握られてしまっている、アメリカ系に。あるいはイギリスに。でありますから私の言うのは、政府としてはこの民族資本の会社というものをよほど育てるようなお気持ちにならぬというと、石油のすべての政策を米英資本に牛耳られてしまうのじゃないか、この割当から見ても。アラビア石油に対する問題を見ても、あなた方一体それでいいと思うているのですか、まだまだ出しますよ、資料は。もし公平にやっているとおっしゃるなら、椎名さんいいですかな、出しても。
私の時間はあと十分しかないのだからこれ以上あまりやれないのですけれども、問題は、大臣よほど下の連中の気持ちを聞いてやって下さい。かなり政治力が加わっているのだ、僕は時間がないのと、気の毒だから暴露するのは手びかえておくけれども。それからアラビア石油をこのままにしておきますと、アラムコその他に押されてつぶされてしまいますね。ところで民間会社に政府が本腰を入れると、ほかの民間会社が同じようなことを言ったときにどうするか。こうなってくると、あのアラビアに飛び込んで行って、外国資本と太刀打ちしながら十本の井戸を掘り当てて、それに政府が本腰を入れるなら、政府は純国策会社にできるのじゃないですか、どうですか。
徳永さんきておられますか。徳永さんは石油会社に非常に同情的である。ところが外国資本系の会社にかなりやられて、石油の国際商品性を無視した差別待遇を厳正に抗議された。またイギリス、アメリカの大使館からも政治的警告を受けたように聞いておりますが、そういうことはありませんか、何も。
これはフランスがサワラ砂漠でずいぶん思いがけない石油が出たときに、これをシェルあたりの外国の大手石油市場に対して国がバックして、そうして民族資本を擁護した例があるのですね。よほどの決意を持っておらないと、今のままではつぶれそうな気がしてかなわぬ。ただ一つ皆さんにお伺いしたいことは、あと、続く問題ですが、アラビア石油会社とサウジアラビア政府及びクエート政府との間に締結された石油開発協定の概要の資料を要求していただいたのですが、これは少し不明瞭な点があるので承りますが、この支払い関係ですね、そうして石油発見後の支払いのところで、純利益の、五六%というものをサウジアラビアに提供することになっている。クエートには純利益の五七%ということにな
そこに問題がある。たとえばあの辺でアラムコがやっておるでしょう。アラムコは現地において出た利益を五〇%ずっとし、精製、販売する利益は含んでいない。だから昨年もあなた方に強く言ったのは、この五七%、五六%というのは、向こうに少し右利です。現場のその協定ならいいか、日本に持ってきて精製し販売する一切の利益を、年々この総利益の五六%をサウジ・アラビアに、五七%をクエートに出す、これは大へんなことですよ。通産大臣、これは知っていらっしゃいますか。根こそぎですよ。小売店の末端の利益まで持っていかれるのですよ。これがドル節約になりますかね、どうです。
私は調べておるのです。あなた方が私の調べたようにお出しにならないで、適当にごまかしておられます、この資料は。純利益というのは、山下太郎さんが石油を掘って、自分が精製したり販売をするのではないでしょう。各石油会社へ分配をして、石油会社が精製し販売したその利益全部を含むのじゃありませんか。この原油に関する限りは、小売の末端までの利益を含めて、五七と五六にされたのじゃないんですか。もし、そうでないならいいが、そうであったら大へんな問題ですよ。
時間がないから、これでやめておきますが、いずれこれは私はあとに尾を引きますから、ここで皆さんの答えだけ取っておくが、日本の精製、販売、小売の末端までの利益を含むということになると、これは大問題だと思うのです。そんなことをやったら、決して有利な契約条件で契約ができたとは言えない。カフジの現場においてのこの引き渡し価格の何パーセントなら忍べるが、そういう点は私の考えは杞憂だと、末端まで含まないというふうに大臣はここではっきりおっしゃいますか。
常識的じゃないということは、常識的でないことは、将来政府が許さぬ、そういうお気持なら納得する。そこだけ承っておきましょう。
それでは、それを速記にとどめて、一応これで終わります。
関連。 この問題は、この前の内閣委員会におきましても、与野党一致で、あまりに審議会が多い。私が要求した資料はこんなにきております。これは益谷さんがおられたとき、このことを与野党一致で検討して、当時与党の方からも出まして、この乱立した委員会、審議会は整理をする、こういうお約束があって出たのがこれであります。これを一通り拝見いたしますというと、日当とか手当とか、目的において、もはや活動しておらぬもの、それから非常に日当でもひどい差があるというので、これはだれかが一貫をして整理をなさらなければいかぬ、こう思うのです。今、千葉さんの議論を聞いておりますと、外交問題懇談会とか・あるいは暴力防止懇談会というものを否定されておるのじゃない、必
どうも二回も質問に立ちまして恐縮でございますが、日本とブラジル国間の移住協定が国会の同意を求めるために上程されておりますので、それに関連いたしましてきょうは移住問題に焦点を合わせて関係大臣の所信をお伺いしたいと思います。しろうとでありますから、ピントがはずれておりましたら、皆さんからお教えをいただきたいのであります。 まず最初に、迫水企画庁長官から。 あなたは池田内閣の経済を企画される長官であります。その立場から所得倍増計画、その構想に盛っておられる目的を実現するために、現在の日本の人口、特に労働力が余ると思われるか、足らぬと思われるか、あるいはつり合いがとれてあるとお考えになっておりますか。