この海水汚濁の条約の基本となっております点は、ある一定の水域に油を遺棄しないということが重点でございまして、そのために船舶に対しまして油水分離機のような施設を備えさせるということ、でございますから船といたしましては、油水分離機で油と水を分離いたしまして、油分を航行中船に積んでおきます。それで港に入りました際に、一定の施設を持ちましたところでこれを処理する。したがいまして、港におきましてそういう廃油の処理の施設が必要なんでございますが、船に施設をつけますことは、特に今小さな船につきましては、非常な負担になるという点と、それから港湾にそういう施設をするという点につきまして種々の困難がございまして、そのために今まで批准をいたさなかったとい
