今のこのメガバンクの増資というものは、私は、これは非常に高く評価しております。私は、総裁就任直後から、日本の銀行はやはりコアキャピタルというのを増やしていかないといずれ何か起こるぞということは、随分この席でも言わせていただいてきていると思うんです。それが、ようやくここで自助努力で、やり方はみんな違いますけれども、四行で二兆円を超す増資をしようと言って、年度内にやると言っているわけですから、これは私は大いに評価すべきことだと思っております。金融システム自体は不良債権問題を中心に引き続き厳しい状況にございます。こうした中で、大手行が不良債権処理の加速とともに資本面の備えを強化していくということは、こういった増資は、私は非常にいいことだと
