主税局に対する質問の中で、学校教育、文化財に対する法人税所得税の問題、これは時間がありませんから、委員長に協力いたしまして、きょうのところはこれで終わりたいと思います。
主税局に対する質問の中で、学校教育、文化財に対する法人税所得税の問題、これは時間がありませんから、委員長に協力いたしまして、きょうのところはこれで終わりたいと思います。
時間の関係もありますから、きわめて簡潔にお尋ねをいたします。きょうはきわめてじみな問題をお尋ねしたいと思うのであります。 まず大蔵大臣にお伺いいたしますが、日本の税関は、あなたは大蔵大臣として、外国の税関と比べて、サービスあるいは外国人が日本に来た場合の感じ、そういうもので評判がいいと思いますか悪いと思いますか。そのくらいなことは知っておられると思うので……。
私は外人で日本に来られた人にたくさん会います。私も外国に行って、三十五カ国ばかり回ってまいりましたが、日本の税関というのは、どうも何かあまりにも警察的で、非常に印象が悪いです。出国のときはそういう感じを持ちませんでしたが、三十五カ国ほど回ってきて、欧米からエジプト、東南アジア、ずっと回ってまいりまして帰ってくると、そういう印象を受ける。この点は大蔵大臣も、落第点ではないけれども、あまりいいほうでもないということでありますから、やはり観光日本というようなことが池田内閣でも叫ばれておるようにも聞きますので、この点は十分ひとつ御注意願わなければならぬと思うのであります。 そこで、私は税関の問題を若干お尋ねいたしますが、まず、輸出輸入そ
そういたしますと、昭和三十八年には、輸出は三・三四、それから輸入は二・八一ですか、それらのものを扱う税関職員の人員はどういうことになっておりますか。
取り扱いの数量が、輸出三・三四倍、輸入二・八一倍、ところが人員は一・三一倍、これではそう完全にものをこなすことができないのじゃないか。取り扱いの物件が四倍近くなって、輸出輸入合計いたしますと五倍になっておるのに、人員は三割一分しかふえない。このアンバランスは今日どういうふうにしてカバーしておるのですか。
三倍になったから三倍にしろというような、子供みたいなことは私も言っていないのです。ところが、輸出は約三・五倍、輸入は約三倍、それなのに人員が三割一分しかふえてないということでは、これはどこかに無理があるのじゃないかという角度でお尋ねしておる。大臣の御答弁によると、いや、やっていけるのだということです。 それでは次にお伺いをしたいのですが、これは大臣あまり御承知じゃないかもわかりませんが、税関に乗船官吏というのがおる。今日この乗船官吏という人の任務、これは荷役その他いろいろな監督をする、密輸その他があってはいけないから、そういう監視もすることにあるのだろうと思うのですが、そうなると、一つの船に一人の乗船官吏ということが原則でなけれ
大臣、あなたお聞きですか。人員が十分でないからと言っております。あなたが答弁したあとで私は具体的に聞いたら、人員が十分でないからと言っておる。これは原則は一船に一人いなければならぬのです。私の調べたところによると、今日計算してみると四・五隻に一人。そのためにたいへん荷役業者に迷惑をかけておるのです。それでも大臣は人員が十分だという御見解を貫きますか、いかがですか。
外国船がくる、あるいは貨物船が入る、客船が入る、そういう場合に、規定によれば乗船官吏は川船に一人となっておるのに、乗船官吏がいない。そのために荷役業者の受ける迷惑——私はいろいろ苦情を聞いております。これは何とかならぬのかという話も聞いておる。こういう点は、あまりにささいな問題のようですけれども、実はそうじゃございませんので、大臣も忙しいでしょうが、十分ひとつ人員の面については今後御配慮願いたいと思います。 それから税関には監所というのがあるのです。見張りのところです。これは通常何人勤務することになっておりますか。監所には何人立っておるのですか。
要注意船、怪しげな船が埠頭に入る、それでもなお監所に一人立っておる。その一人がパトロールする。要注意船がくるぞ、こういう電報が入って、たとえば大阪の安治川にどうも怪しげな船が入るぞ、それでも一人が立ってパトロールしておるのが現状です。これは非常に危険ですよ。こういう点も考えてもらわなければならぬと思う。特にこの監視の勤務は二十四時間勤務で、真夜中に要注意船というものが入ってくる、密輸の船や、あるいは密入国の人間を乗せた船が入ってくる、それを真夜中にただ一人で勤務しておるのですね。これは大臣に申し上げておきますが、大阪で事件があったのです。大臣も知っておると思う。去年の十二月四日に、大阪税関で村田進君という十九歳の青年がこの監所に立っ
率直な御答弁に敬意を表します。 関税局長にお伺いしますが、村田君のような例がしばしばあるのじゃございませんか。これはどうなっておりますか。
私のところに陳情——村田君のような死亡事件は、最近は一人のようですけれども、しかし、海に落ち込んだ経験者、そういう者はたくさんいる。大体、こういう事件が起こってから二人にするというようなことではだめです。そうなったのも、これは大蔵大臣いまになってお気づきですけれども、一番最初の私の質問に対して、やはり人員は十分だというようなお考えを持たれておる。これは関税局長と大臣との間に意思の疎通が十分できていない。関税局長はやはり税関の責任者ですから、足らなければ足らないで要求したらいい。日本の税関はほんとうに評判が悪いのですよ。世界で一番悪い。アメリカのハワイもきびしいけれども、それどころではないのです。ということも、人間が足らぬからやはり神
災害をなくするためには根本的には夜間勤務について再検討を加える、これはよくわかります。それから人員をふやす。特に監所のごときは危険な業務でございますから、人員をふやす。ふやしてやらないと、見張りの責任も十分果たせないわけですね。それから単独勤務をなくして複数制にする、こういうことの御答弁、その上に私は、監所のごときは終日終夜の勤務ですから、これらの諸君に対して——これはほんとうに下級職員です。年若い諸君がやっておる。これらの諸君に対して、やはり疲労をなくすることについても思いやりのある、あたたかい配慮がなければならぬのじゃないかと思うわけです。 そこで局長にお尋ねしますが、あなたの五千何百人の現在の人員で、三十九年度の予算の定員
それは、あなたは局長ですから、与えられた予算と与えられた人員でやり抜かなければならぬと思うのです。それはよくわかるのです。しかし、あなたが何べんも言っておるように足らぬわけです。これは大臣も考えるということですから、来年度の予算ではひとつ早急に考えていただきたいと思います。ただ、関税局長は、行政庁長官であるあなたの上司の大蔵大臣にどれだけの人員を要求したのか、そして田中さんはそれを結局押えたのだろうと思うのだが、そこら辺のいきさつを説明してもらいたい。
大蔵大臣、日本は、国際収支の危機を打開するためにも、観光と貿易に重点を入れなくてはならぬ。国際収支の問題はここでは出しませんけれども……。それが私は日本の今日当面の大きな国策だと思うのです。これはよくわかるのです。私は役人をふやせと言っておるのじゃない。今日の税関は、どこに行っても、下の声は足らないということです。悲鳴を上げておる。関税局長は何人か要求したのだけれども、主計局長が押えたということだが、これは考えてやらぬといけませんよ。貿易はやらなくてはいかぬわ、それは国策だわ、観光日本で、今度はオリンピックでたくさんの外人が来るわ、これはどうやってやっていきますか。私はおそらくさばけぬのじゃないかと思う。日本は外国に門戸を完全に開い
やらせるのが悪いとまでは私も言いませんがね。しかしその前にもっとやはりほかの施策をとらなければいかぬ。災害防止は水泳と武道では防げませんよ。村田君は武道の達人とまではいかぬけれども、柔道のかなり強い人であった。十九歳の青年ですけれども死んだじゃありませんか、村田君は泳げたが死んだじゃありませんか。だからこれは何回も言うのですが、ぜひとも考えてもらいたい。 ところで大蔵大臣にお伺いいたしますが、税務官吏というのは非常に職制が多いようですね。国税庁でも関税局でも一つの職制に二人か三人……。これはあなたの方針ですか。一つの課長、主任のところに、二人くらいしか平員はいない。これはよその役所にないことですが、こういうことにしなければならぬ
これは大臣、あなたがどう答弁されようとも平員が三人で、主任がそこに三人しかいないのです。そしてそれは職制になっておる。これはよその官庁にないことですから、税金を取り立てる上に、あるいは税関の監督をしていく上に、警察的な職権と申しますか、それに近いものがあるわけだから、そういうような必要があるのかと思ってお伺いしたのです。
時間もないですからあと一、二問で終わります。皆さんにも御迷惑ですから終わりますが、大蔵大臣、労働組合に対して分裂させる、こういうことは監督者としてはすべきではない。組合が、組合員の自主的な考え方で分裂することはやむを得ませんけれども、いまの組合が気に食わぬから、第二組合をつくってやろうということは、私はよろしくないと思いますが、いかがですか。
あなたの監督する税関長が不当労働行為をやっておったら、もちろん処分しますね。
ないと思うと言っても、あるわけです。これは横浜税関です。横浜税関では、いまの組合が気に食わぬというので、第二組合をつくる相談を税関考査官室、それから出張所長の部屋を使ってやっておる。第二組合の設立趣旨を書いたビラを、考査宮室から運んで職員に配っておる。この事実は不当労働行為と見られてもやむを得ないと思うが、どう考えますか。
これは調査をしてください。私は幸い大蔵委員でもありますから、しょっちゅう大臣にも委員会でお会いする機会もありますから、適当な機会に御報告いただきたい。これはおそらく組合から入手したんじゃなかろうかというお考えを持っておられるようですが、なるほど組合からも入手いたしました。私も実は調査をして資料を持っておるわけです。きょうは時間がありませんから出しませんけれども、こういうことはまことにけしからぬ。どんなに気に食わないからといって、不当労働行為を特に税関係では盛んにやっておる。長が率先して部下にやらしておる。そして組合つぶしにやっきになっております。これはたいへんな問題です。ILO八十七号条約批准が、この国会で問題になろうとしておるやさ