昭和三十九年の三月の、私は、衆議院文教委員会の速記録をつくってみた。わが党の長谷川委員の質問に対して、時の文部大臣灘尾さんがこう答えておる。速記録から拾ったとおり申し上げますと、この各種学校で行なわれる教育内容も——この各種学校でとは、朝鮮人学校ですが、永住者に対して母国語による民族教育を行なうことは好ましくない、と断言をして、という観点から、そういう各種学校の新たな設置等については、望ましいものではないという態度で取り扱っております。いま私は、これをこれ以上追及はしませんよ、いずれあらためて論議の機会がありますから。しかし中村さんによれば、これは灘尾さんの個人の見解だ。私は、そういう方針は間違っておる、私は、母国語による民族教育と
