荒筋を御承知であれば、申し上げる必要はなかろうかと思いますが、実は私はきょうは重大な質問をいたすわけであります。そこで、私の重大な質問、事と場合によっては、総理大臣に、予算の本委員会で私はお尋ねをしなければならぬかと思う。したがって、事件の内容だけはここで、簡単でございますから、明らかにいたしておきます。 昭和二十年の十月七日、阪神西宮沖でこの室戸丸が沈没をしておるのであります。二十年の十月七日といえば、敗戦直後であります。乗っておった乗客は四百十七名でございまして、生存者は百九十八名、乗り組み員は六十一名のうち生存した者が四十四名。なくなった者及び行くえ不明者を合わせて二百三十六名ということになっております。 そこで問題は
