野
野崎陽之輔
東京拘置所医務課長
1948-05-22
参議院・司法委員会
はあ。
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はあ。
私は休まして置かなければならんと思つたものですから、そう言つたのでございます。
‥‥。
それは勿論連れていけば出延できないこともなかつたと思いますが、精神状態から考えて、少し休ました方がいい、こういうふうに考えたのであります。
はあ、出しております。
そういうことは私は考えておりません。ただ精神の安靜を保つために、休まして置いた方がいいように思つたのです。
それは無理に連れて行けば、できないことはないと思います。そのときは、そこまで考えなかつたのでございますけれども。
甘やかしたというふうには考えておりませんが、ただ安靜にした方がいいということだけを考えておりました。
大体いま申されたような程度です。
はあ。
そうだと思いますが‥‥。
私は拘禁に堪えないということまでは考えておりませんです。
それは拘禁に堪えないという程度ではなくて、私としては、つまり外に出したら治ると、こういうふうなことを考えておりました。
外へ出した方がよいだろうということは申上げたように思います。治るという点からですね。
私としては極く惡くなるとは思いませんでしたけれども、まあ出した方が早く治るのではないかと、そういうふうに申上げたように思うのですが、そういう氣持がその当時あつたのでございます。
まあ直接來られて調べるということは、たまにはございますけれども、しよつちゆうはございません。
私、そういう点だけははつきり分りませんです。まあ大体医者としての立場ばかり考えておりますから。
そうでしようかしら。
特別に重く診たというふうには報告してないつもりなんですがね。
そうです。