三十五兆円をそのままつけかえないで無料化はできるんですか。
三十五兆円をそのままつけかえないで無料化はできるんですか。
仮に三十五兆円を民主党の当時のマニフェストどおりつけかえるとなると、国の財政にどういう影響があるんですか。もう一度お伺いさせてください。
明らかに、三十五兆円を国につけかえたら、国債の発行残高がぽんと三十五兆上がりますね。そうですね。国債発行残高六百七十が七百になるんですよ。あげくの果てに、歳出圧力一・三兆円。収入がありませんから、無料化のための歳出圧力だけがふえるじゃないですか。国債信用力にどう影響を与えると思いますか。そんなことは考えられるんですか。野田大臣、格付との関係で言ってください。
経済効果について話してください。どういう経済効果があるんですか。
三十五兆円やったときの経済効果の施策、今社会実験をやっているのはちょっとまた後で話しますけれども、民主党のマニフェストのときの経済効果をちょっと説明してください。
大畠大臣、答弁いただいたので、今あなたがおっしゃったことは国総研のレポートに出ていたと言われているんですよね。検証しましたか。この国総研のレポートを検証された上で今おっしゃっているんですか。
今、大畠大臣が言われた数字は、マニフェストで出ていますよね。この検証、国総研が計量計画研究所に委託したんです。確かに、一〇%料金を下げた、二〇%料金を下げた、そのときに車がどういうふうにふえていくか、経済効果があるかという、その範囲では該当してくるんです。ところが、一〇〇%、料金をゼロにしちゃうなんという、需要係数といいますけれども、これになると、さあ、本当にこれが現実に起こるかどうかというのが学者の中でも問題なんですよ。だから、この数字は、私が国土交通大臣のときには報告書に載せさせなかったんです。あるあるあると言うけれども、そのあるやつを、危ないやつを、怪しいやつを、あなたは今平気で答弁しているんですよ。検証しなきゃだめ。(発言す
社会実験、社会実験と総理も野田大臣もおっしゃるんですけれども、今やっている社会実験、千億、一千二百億、本来、民主党が想定していた社会実験と、思想も手法も全く違うと思いませんか。
本来、民主党が想定していた社会実験、これは皆さんのマニフェストですから、そのとおりなんですよ。社会実験をやるのは、渋滞が予測される首都高、阪高でやるんですよ。あなたが今やっているような地方圏とは違うんです。手法が全然違うんです。いいですか。(発言する者あり)あなた方は自分たちのマニフェストをちゃんと読めよ。首都圏、阪高でやると言っている。(発言する者あり)違うんですよ。マニフェストをこの人たちは読んでいないんだね。あきれちゃうよね。民主党は自分たちのつくったマニフェストを読まないで、首都高、阪高は想定外なんて言っているので、では、あえて読みましょう。時間が無駄だけれども読みましょう。いいですか。 実際の無料化に当たっては、首都高
無料化というのは、私から言わせれば仮装だと思っているんですよ。仮装。国民は、無料化、無料化という民主党のマニフェストに、仮装だけれども引きずられちゃっているんですよ。民主党自身が引きずられているじゃないですか、民主党自身が。 平日二千円を、自公案を前原さんが白紙に戻した、だけれども、無料化、無料化と言っているのに何だよといって民主党内から反対が出て、自公案に上乗せしちゃったんでしょう。国民は引きずり回す、民主党自身も引きずり回しちゃっている。無料化って仮装じゃないですか。それを違うなんて言うのは、認識がひど過ぎるね。そう思いませんか。
資料三を見てください。 新しい高速道路をどうやってつくるかという整備の手法。この資料三は、去年、前原大臣が提出した方法です。 これは国民の皆さんにはわかりにくいんですが、東京外環、名古屋二環というような我が国の大事な大事な幹線道路、これに、道路会社に国のお金を入れてつくるという手法を国会に出されたんですよ。ここからが民主党の道路政策の迷走の始まり。大畠さん、わかりますか。 自公政権のときに、合併施行ということで、東京外郭環状も名古屋二環も、道路会社と国とがお金を出し合ってつくっていきましょうという方法、それで一度決まったんです。国土幹線審議会でも決まった。ところが、民主党政権になって白紙、合併施行は薄皮まんじゅう方式、こ
今あなたがおっしゃったことは、前原さんが言っていたことをそのとおりやりますということですか。前原さんのやつは国の金を投入しているんですよ。それを引き続きやるというんですか。よくわからなかった。
大臣はかわられたのでお気の毒だけれども、民主党政権になってから、新しい道路をどういうふうに整備していくかという手法が、この一年六カ月、まるで進んでいない。迷走しっ放し。どっちに行くのかもよくわからない。国民は振り回されているんですよ。これから検討する、これから検討すると。あなたは就任してもう数カ月たっている。検討だけじゃ済まない。どういう方向で検討しますと言われたらどうですか。
菅さん、私は、二〇〇三年当時から、この高速道路無料化については菅総理がずっと言い出されているのは、私ももとより勉強させていただいています。一番の菅総理の原点というのは、道路公団民営化の白紙なんですよね。道路公団、今持っている借金を全部国が買い上げる、道路公団民営化を白紙にして、そして料金を無料化にする、これが肝なんですよ。今でもその考え方は引き続きお持ちなんですか。無料化問題は、ここが解決しないとなかなか進まないんです。
総理には御質問しなかったんですが、大畠さんに私は申し上げたじゃないですか。経済効果があるあるとおっしゃるけれども、この経済効果は数値的に極めて怪しいと計量学者の間で言われているんです。ですから、国土交通省としてこの正式な報告には採用していないんです。大畠さん、それ、必ず確認しなさい。ほかのシンクタンクにも検証を依頼しなさい。 結局、僕が総理にちょっとお伺いしたのは、道路公団民営化を白紙に戻す覚悟があるのかどうかとお伺いしているんです。
菅総理、何をそんなにかっかしているんです。かっかし過ぎですよ。国交省のデータについては大畠さんに調べさせてください。あれは計量学者が、隠ぺいじゃないんです、計量学者の間で疑義があるから採用しなかったんです。その事実は事実。いいですか。 その次に、民営化、関係ないとおっしゃったけれども、民主党のマニフェストは、まさに民営化を全部もとに戻すと具体的に書いてあるじゃないですか。民営化と道路公団国有化とが一致しているのが今の民主党の案なんです。いいですか。 さて、それで、今度の道路の無料化の問題は、今の一千億、千二百億をどんどんどんどんやったって無料化に近づかない、しょせんは地方圏。結局は、国民が幻想を与えられちゃった。 しかも
政策コンテストというのをやりましたよね、年末に。政策コンテストでは、国民の八〇%が無料化は必要ない、そういう国民の声、政策コンテストをなぜ民主党は生かさないのか。八〇%が反対をされているのに、政策コンテストは国民に開かれた、見える化の仕組みだと言いながら、B判定で、最終的には総理の判定でやられたわけです。 私は、余り新聞記事を引用するのは好きじゃないんですけれども、今度の一連の無料化の話について、朝日新聞二月十六日、これでは使い逃げ、毎日新聞十七日、問題だらけの値下げ、読売新聞十七日、統一地方選控えばらまき、十七日朝日新聞、予算先食い後は白紙。これですよ。先食いしちゃって後のことは無責任、後のことの財源に対しては責任を持たない、
最後に、総理、勘違いされています。この平日二千億の予算は予算案と関係ないんです。整理基金にあるんです。ですから、もう一遍、その部分だけ。予算案と関係ないんです。ですから、いつ実行したっていいんです、これは。 もう一遍、ちょっとそれを踏まえて御答弁ください。
では最後に、総理、今のを踏まえて。
終わります。ありがとうございました。