そういう点は総理から答えてもらえばいいのですが、生きていたのならやはりそれは生かしていくということが当然要求されるわけです。たくさんあるのですけれども一つだけ申し上げます。たとえばこの十三項に「永続する国際の平和と安全は、軍事同盟による兵器の蓄積の上に築き得るものではなく、また、不安定な抑止力の均衡又は戦略的優越の教義によって支えられるものでもない。」非常に明確に、疑問の余地なく書いてあるわけであります。ところが実際にどうかといえば、日本の政府にとってみれば、三月の下旬、ワインバーガー国防長官が来たときに総理は、日本の基本的見解として「西側が軍事力の面で優位に立つことは、軍事的抑止力となり、軍縮交渉にも役立つ」のだという態度を表明い
