私は、民社党・国民連合を代表して意見を述べます。ただし、国際情勢の基本的な認識に関しては昭和六十二年三月十三日の調査会において、各論に当たる外交・軍縮、安全保障及び国際的な開発協力に関してはそれぞれ昭和六十三年四月二十二日、同五月二十四日、同二月二十六日の小委員会において意見開陳をいたしましたので、ここではそれとの重複を避け、それ以後の国際情勢の変化を考慮して外交、総合安全保障政策の若干の基本方針についてのみ補足的意見を述べておきたい。 第二次大戦後の国際政治の基本的枠組みは、日本を含む自由民主主義の擁護を主張する西の陣営と、ソ連共産主義を中核とする東の陣営との間のイデオロギー並びに社会体制の対立であった。そのいずれにも属しない
