多少ここで私の意見も入れてみたいと思いますが、私は、過密、過疎が起こってきたのは、都市化だけではない。都市化だけでは、なるほど人口とか産業とかいうものがある地域に過度に集中する、あるいは農村の人口が減る、これは当然でありましょうけれども、問題はその都市化にあるのじゃなくして、やはり都市化を進めながら、それに対していま総理がおっしゃったように都市化から出てくる弊害、要するに農村の人口が減り過ぎる、都市の人口がふえ過ぎる、この過ぎるところに過密、過疎の問題が起こってくるのだ、こういうように私は考えるのであります。したがって問題は、社会、経済の発展に伴い、あるいは高度経済成長に伴って、人口があるところへ集中する、あるところはまばらになる、
