お手許へ昭和二十四年度総合資金需給見込概算というものをお届けしてあると思いますが、これについてごく概略を御説明申し上げます。 総体的な構想といたしましてでき上つたのでありますが、前年度、二十三年度におきましては、特別会計における國債の発行、それから借入金の増加、復金債券の日銀引受け等によりまして、通貨の増発がありましたし、またこれらのいわゆる財政資金消化のために、財政の面から金融の面を圧迫するという、いわゆる三五%の融資規正、こういつた事態が存在しましたのでありますが、本年度、二十四年度におきましては、今回のいわゆる総合予算の完全均衡原則という、この原則のもとに、すなわち鉄道であるとか、通信の見返りファンド、そういうものよりいた
