私は、日本共産党を代表して、ただいま上程になりました三つの補正予算案に対し反対の意見を表明するものであります。 過日本院で採択せられた対日平和條約並びに日米安全保障條約は、平和と独立を保障するものではなく、日本人を外国軍国主義者の━━━━に仕立て、その━━━━に自動的に巻き込む約束であつたのであります。この補正予算案こそは、両條約の最初の適用として、その莫大な財政負担のはしりとして、国民の前にその姿を現わしたのであります。この予算案の一体どこに平和の保障があるか。どこに国民生活の安定があるか。あるものは、ただ軍事的彈圧費と国際収奪費、そうしてそれをまかなうための水増し増税、首切り、実質上の低賃金、これであります。論より証拠、この
