賃金を不当に切り下げるなどということは万々ないと、臆面もなく、こういう恥知らずの答弁をいたしておりますが、その際にも私が立証したごとくに、特需メーカーのもとで、殺人的労働強化によつて、実質賃金はどんどん切り下げられ、また臨時雇をふやすことによりまして、名目賃金そのものの大幅値下げが行われているのが実情であります。これは、先ほど申した日立製作所の例によりましても、職制の上にもう一つ━━━━━━━━して来る。労働者の権利を奪うことが、はつきり契約内容に盛られている。このことを考えなければならないのであります。現に中央労働委員の商大教授中山伊知郎氏さえも、経済評論の五月号で言つております。朝鮮事変以来の賃金争議の特澂は、大部分賃上げ要求で
