私は、その御回答を聞いて非常にがっかりしたわけです。 今、東アジアにおける脅威論があったり、あるいは朝鮮半島における、あるいは緊急事態における有事法制とか、さまざまなことが一方では言われながら、最も基本的な武装である小銃に関しても、六四式から八九式に変わっていくにはあと三十年ぐらいこのペースだったらかからざるを得ない。こんなことで果たして、一方では防衛の大綱を決めながら、防衛の計画を決めながら、現実には何にもそれに具体的な対応ができていないという状況を防衛長官としてはどのようにお考えでしょうか。——防衛庁長官。
